2019-02-28 (Thu)
昨年のThe Things ConferenceでもKeynoteスピーチに参加された Deutsche Bahn(DB) ドイツ鉄道のOlga Willner女史、今年も参加されたのでご紹介します。
駅構内の時計にいくつかのセンサーを装着して人流解析、環境データ、電波時計と同期しながら駅構内をIoT化しているユースケースです。 ユニークなのは、電波時計の信号を同期するために地下ある駅の時計でもLoRa通信で同期しているとのことです。(日本の電波時計基地局 JJYに対して、ドイツはDCF77という基地局があるようです)
以下は、今回のThe Things ConferenceのDeutsche Bahn(DB) Keynoteスピーチです。
駅構内の時計にいくつかのセンサーを装着して人流解析、環境データ、電波時計と同期しながら駅構内をIoT化しているユースケースです。 ユニークなのは、電波時計の信号を同期するために地下ある駅の時計でもLoRa通信で同期しているとのことです。(日本の電波時計基地局 JJYに対して、ドイツはDCF77という基地局があるようです)
以下は、今回のThe Things ConferenceのDeutsche Bahn(DB) Keynoteスピーチです。
以下はYOUTUBEより転載
LoRaWANによる駅の変革
この講演では、Deutsche Bahn(DB)がインテリジェント運用のためにLoRaWANをどのように使用しようとしているのかを紹介します。伝送技術を使ってその資産(例えば、駅の時計)を遠隔監視することを超えて、Deutsche Bahn(DB)は、現在、LoRaWANがどのようにして駅での人数カウントをサポートできるかを決定するための試験を行っています。 Deutsche Bahn (DB)は、今年の冬に電車のプラットホームで雪と氷を検出するためのLoRaベースのセンサーもテストする予定です。
Dr. Olga WillnerのLoRaWANについての話を補足するものとして、駅構内の時計、LEDチューブ、その他の機器がWiFi信号で周囲の人数を推定できるようにするPaxCounterを使うユースケースをご紹介します。
Dr. Olga Willnerは、ドイツ鉄道駅の駅を担当するIoT&Data Analyticsのプロジェクトリーダーです。以前は、ETH ZurichとMITの両方で研究員として働いていました。 彼女がその役割で得た経験から、現在駅で革新的なIoT技術を探求しテストするために使用します。
Oliver Brandmüllerは、Deutsche Bahn Station&Service AGのITプロジェクトリーダーを務め、Dr. Olga Willnerのチームに加わりました。彼はバックエンドネットワークやクラウドのトピックとして技術的側面に焦点を当てていますが、ユースケーススタディの開発にも関わっています。
Olga Willner (Deutsche Bahn)
Oliver Brandmüller (Deutsche Bahn)
*駅構内の時計内部にさまざまなLoRa対応センサ群が組み込まれている


*人流カウンター(PAX Counter)の外観、ソースコードはGithubで公開されています



*日本でも東北地方や北海道で利用できそうな地下に埋めて氷を検出するセンサ

*TTN Berlinのメンバーが主導で作り上げたLoRaWAN表示板、 内部はゲートウェイ機能がくみこまれている

*Deutsche Bahn(DB)ビルの上部で市民が誰でも利用できるLoRaWAN (TTN)ゲートウェイ

日本でも近い将来、LoRaWANによる駅構内のユースケースができるのでは?という希望をもちながら、ご紹介させていただきました。


◆LoRa IoTスターターキットをThe Things Networkで試す パート1:LoRaWANとキットの紹介
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.rs-online.com/designspark/getting-start-the-lora-iot-starter-kit-with-the-things-network-part1-jp

無免許長距離無線通信ネットワーク LPWANの代表例であるLoRaWANは,センサデバイスとセキュアに通信するため暗号化して通信する仕組みが導入されています。通信開始時は、「アクティベーション」により暗号鍵を交換しますが、この方式にはABPとOTAAの2種類があります。今後、LoRaWANの発展において理解が重要であるこの2種類の方式について解説します。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.rs-online.com/designspark/what-is-the-activation-method-on-lorawan-abp-and-otaa-jp
以上
右下の字幕オプションで日本語を選択してご覧ください!
■The Things Network - LoRaWANをみんなでシェアして使う 新刊本好評発売中!

Johan Stokking (左 The Things Network TECH LEAD=CTO)とWienke Geizeman (右 The Things Network CEO)

*工学社新刊本リンク先
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-2043-5
■LoRaWANサクセスキット

↓↓↓↓↓↓↓
http://www.ibeacondo.com/download/LoRaWAN_Success_Kit.pdf

LoRaWANサクセスキットの詳細は下記までお問い合わせください。
◆オープンウェーブお問い合わせページ
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.openwave.co.jp/inquiry/

◆詳細はこちらから....
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsnetwork.org/country/japan/
Amazon社AWS部門ソリューションアーキテクト・ディレクターMatt YanchyshynによるThe Things NetworkのB2B版であるThe Things Industriesの現地取材によるユースケースレポートです。

The Things Industriesサイトはこちらから....
↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsindustries.com

LoRaWANによる駅の変革
この講演では、Deutsche Bahn(DB)がインテリジェント運用のためにLoRaWANをどのように使用しようとしているのかを紹介します。伝送技術を使ってその資産(例えば、駅の時計)を遠隔監視することを超えて、Deutsche Bahn(DB)は、現在、LoRaWANがどのようにして駅での人数カウントをサポートできるかを決定するための試験を行っています。 Deutsche Bahn (DB)は、今年の冬に電車のプラットホームで雪と氷を検出するためのLoRaベースのセンサーもテストする予定です。
Dr. Olga WillnerのLoRaWANについての話を補足するものとして、駅構内の時計、LEDチューブ、その他の機器がWiFi信号で周囲の人数を推定できるようにするPaxCounterを使うユースケースをご紹介します。
Dr. Olga Willnerは、ドイツ鉄道駅の駅を担当するIoT&Data Analyticsのプロジェクトリーダーです。以前は、ETH ZurichとMITの両方で研究員として働いていました。 彼女がその役割で得た経験から、現在駅で革新的なIoT技術を探求しテストするために使用します。
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Olga Willner (Deutsche Bahn)
Oliver Brandmüller (Deutsche Bahn)
*駅構内の時計内部にさまざまなLoRa対応センサ群が組み込まれている


*人流カウンター(PAX Counter)の外観、ソースコードはGithubで公開されています



*日本でも東北地方や北海道で利用できそうな地下に埋めて氷を検出するセンサ

*TTN Berlinのメンバーが主導で作り上げたLoRaWAN表示板、 内部はゲートウェイ機能がくみこまれている

*Deutsche Bahn(DB)ビルの上部で市民が誰でも利用できるLoRaWAN (TTN)ゲートウェイ

日本でも近い将来、LoRaWANによる駅構内のユースケースができるのでは?という希望をもちながら、ご紹介させていただきました。


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無免許長距離無線通信ネットワーク LPWANの代表例であるLoRaWANは,センサデバイスとセキュアに通信するため暗号化して通信する仕組みが導入されています。通信開始時は、「アクティベーション」により暗号鍵を交換しますが、この方式にはABPとOTAAの2種類があります。今後、LoRaWANの発展において理解が重要であるこの2種類の方式について解説します。
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以上
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