2019-03-29 (Fri)
LoRaWANをやっていて3つの要素技術に注目していました。
1つ目は低消費電力、
2つ目は低軌道衛星で500kmまでの長距離通信、
3つ目は、LoRa Geolocation、 つまりアメリカやソ連の高度静止衛星でなく、地上のLoRaWANゲートウェイだけで(他の無線技術も組合わせて)LoRaデバイスの位置を特定する技術です。
Bluetoothで有名な三点測位でなく、多面的な測位方法です。 英語で"MULTILATERAL"というそうです。Semtechでは、こうした多面的な位置測位技術を1年間の試作期間を経て今年の夏にLoRa Cloud Geolocationとして正式サポートするようです。
*オリジナルニュースソース
↓↓↓↓↓↓↓↓
https://iotbusinessnews.com/2019/03/19/37010-semtech-announces-availability-of-lora-cloud-geolocation/
以下に和訳しました。
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新しいサービスは、すべてのLoRaWAN™ベースのデバイスに対する位置情報サービスの統合化を簡単に実現します。
Semtech Corporationは、LoRaWAN™プロトコルおよび全てのネットワークサーバーと互換性のある新しいクラウドベースの位置情報サービス、LoRa Cloud™ Geolocationの提供を発表しました。
位置情報サービスは、低コストでパフォーマンスがよく、最適化されたソリューションを提供するために簡単に統合することができます。Semtechが、IoTアプリケーション開発をサポートするために提供するクラウドサービスとしては最初の商品です。
SemtechのWireless and Sensing Products GroupのLoRa Cloud™サービス担当シニアディレクター、Richard Lansdowneは次のように述べています。
「Cloud API呼び出しによってアクセスされるSemtechの新しいクラウドベースの位置情報サービスは、全てのLoRaWANデバイスの位置情報へのアクセスを簡素化し、民主化します。」
「これはSemtechによって完全にサポートされた商用LoRaクラウドサービスの最初のものです。私たちは、独自の低消費電力を活用したモノのインターネット(IoT)ソリューションの開発を簡素化するための戦略の一環として提供します。 当社のLoRaデバイスと無線周波数技術の範囲と柔軟性のある展開メリット。 誰もが迅速かつ容易にサービスを試用できるようにする無料の利用枠を使用して、LoRa Cloud Geolocationは、シンプルで費用対効果の高い消費量ベースの価格設定モデルも提供します。」
この1年間、Semtechは、クラウドベースの無料の位置情報サービスを試し、何百人ものユーザーがそのサービスの使いやすさとパフォーマンスについて肯定的なフィードバックを提供してきました。 LoRa Cloud Geolocationは、今年、限られたパートナーとの間でベータテストを実施しており、今後4四半期にわたって、より多くのユーザーが新しいサービスを自分のプラットフォームに統合することが期待されています。
新しいクラウドベースの位置情報サービスは、あらゆるIoTデバイスに位置情報サービスの可用性を提供する展開オプションの柔軟性をサポートするように最初から設計されています。
Orbiwiseの最高経営責任者(CEO)であるDomenico Arpaiaは、次のように述べています。
「新しいサービスに移行するのに1日もかかりませんでした。Semtechが、お客様の期待に応えて、真のエンタープライズクラスの体験を提供し、迅速かつ正確に行ったことを確認できて嬉しいです。 さまざまな地域のお客様のセキュリティおよびプライバシーの要件に合わせてサービスを柔軟に展開できるため、このサービスを標準サービスの一部として含めることができます。」
The Things IndustriesおよびThe Things Network創設者兼CEOであるWienke Giezemanは、次のように述べています。
「当社のLoRaWANベースのネットワークサーバーは、Semtechのトライアル位置情報サービスを統合した最初のものです。」
「Semtechが、このサービスを商品化し、シンプルなオプションとしてサービスに含めることができたことを嬉しく思います。シリコンをサポートするための重要なサービスを提供するというSemtechのビジョンは、市場のニーズを実際に満たすことができ、このサービスは無期限に無料で試用できるため、オープンで無料のコミュニティサービス The Things Networkに於いてもシームレスで補完されます。完全な商用ソリューションへのマイグレーションも可能です。」
Semtechは、現在、初期顧客にサービスを提供しており、2019年夏には、新しいLoRa Cloudサービスポータルを介したサインアップによる一般出荷開始が予定されています。
■LoRa Cloud™ Geolocaitonの特長:
・LoRaWANベースのゲートウェイから信号強度、信号対雑音比、および到着時間のデータを受け取り、推定された位置を返すシンプルなAPI
・正確な到着時刻データの有無にかかわらず、すべてのLoRaWANベースのゲートウェイをサポート
・全てのLoRaWANベースのネットワーク上のLoRaWANベースのデバイスとの互換性
精度を向上させるために単一のクエリーに複数のパケット(アップリンク)を含めるためのオプション
・クエリに含まれる全ての必要なデータを含む100%ステートレス・
・デバイスIDを必要としない - デバイス全体の匿名性が保証されます
・ゲートウェイごとに複数のアンテナをサポート
・パブリッククラウドまたはオンプレミスに展開が可能
===================================================================
2019年2月にオランダ開催されたThe Things Conferenceで地元通信キャリアKPNが、MULTILATERALなLoRa Geolocationについて説明しています!
また、LoRa Geolocationについて非常に解り易い動画です!


◆LoRa IoTスターターキットをThe Things Networkで試す パート1:LoRaWANとキットの紹介
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.rs-online.com/designspark/getting-start-the-lora-iot-starter-kit-with-the-things-network-part1-jp

無免許長距離無線通信ネットワーク LPWANの代表例であるLoRaWANは,センサデバイスとセキュアに通信するため暗号化して通信する仕組みが導入されています。通信開始時は、「アクティベーション」により暗号鍵を交換しますが、この方式にはABPとOTAAの2種類があります。今後、LoRaWANの発展において理解が重要であるこの2種類の方式について解説します。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.rs-online.com/designspark/what-is-the-activation-method-on-lorawan-abp-and-otaa-jp
以上
右下の字幕オプションで日本語を選択してご覧ください!
■The Things Network - LoRaWANをみんなでシェアして使う 新刊本好評発売中!

Johan Stokking (左 The Things Network TECH LEAD=CTO)とWienke Geizeman (右 The Things Network CEO)

*工学社新刊本リンク先
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-2043-5
■LoRaWANサクセスキット

↓↓↓↓↓↓↓
http://www.ibeacondo.com/download/LoRaWAN_Success_Kit.pdf

LoRaWANサクセスキットの詳細は下記までお問い合わせください。
◆オープンウェーブお問い合わせページ
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.openwave.co.jp/inquiry/

◆詳細はこちらから....
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsnetwork.org/country/japan/
Amazon社AWS部門ソリューションアーキテクト・ディレクターMatt YanchyshynによるThe Things NetworkのB2B版であるThe Things Industriesの現地取材によるユースケースレポートです。

The Things Industriesサイトはこちらから....
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https://www.thethingsindustries.com

1つ目は低消費電力、
2つ目は低軌道衛星で500kmまでの長距離通信、
3つ目は、LoRa Geolocation、 つまりアメリカやソ連の高度静止衛星でなく、地上のLoRaWANゲートウェイだけで(他の無線技術も組合わせて)LoRaデバイスの位置を特定する技術です。
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