2021-08-19 (Thu)
先週末からThe Things Stack community edtion (=TTN V3)が、日本語に対応しました。国内でご利用されている皆様、試していただけましたでしょうか? 日本語和訳の作業は、ゴールデンウィーク前に行いました。誤訳もあると思いますが、お許しください。

ところで今回のTTN V3日本語版から、The Things Stackもバージョンが3.14となり、パワフルな機能が搭載されています。
The Thins Stack version3.14のリリース

■ペイロードフォーマッタで40kBまで設定可
The Things Stack バージョン3.14では、より大きなペイロードフォーマッタを持つエンドデバイスとの間で送受信されるデータを処理できるようになりました。バージョン3.14では、ペイロードフォーマッタを従来の4kBから40kBに設定できるようになりました。
ペイロードフォーマッタの詳細はこちらから...
↓
https://www.thethingsindustries.com/docs/integrations/payload-formatters/create/
■LR-FHSS変調方式
バージョン3.14では、LR-FHSS変調方式を採用しました。Long Range - Frequency Hopping Spread Spectrumは、ネットワーク容量と耐干渉性を向上させ、世界中での展開オプションの拡大を可能にします。LR-FHSSは、周波数範囲の拡大、高出力かつ低データレートでのより大きなペイロードにより、LoRaWANネットワークの衛星接続やより深い屋内カバレッジを可能にします。LoRa Allianceが発行しているRP2-1.0.2 LoRaWAN® Regional Parameters下記をご参照ください。
↓
LR-FHSS変調方式の詳細はこちらから.....
↓
■Azure IoT Hubとの統合

The Things Stackバージョン3.14では、独自のブリッジを書かずにAzure IoT Hubの機能を利用できます。この統合によりエンドデバイス自体に変更を加えることなく、既存のLoRaWANデバイスを接続してデータ送信を開始することができます。トラフィックの処理には、Azure Event Grid、Azure Event Hub、またはAzure Service Busを介してAzureインフラストラクチャを使用します。Things Stack v3.14は、以下のAzure IoT Hubの機能をサポートしています。
*IoTデバイスからデータを送受信するためのセキュリティ強化された通信チャネル
*Azure Event Gridやサーバーレスコンピュートとの完全な統合により、IoTアプリケーションの開発を容易に
今年2月に開催されましたThe Things Conferenceのオンラインセミナーの1コマ。さらにAzure IoT Hubとの親和性が向上しました!
■Device Twinインテグレーション
The Things Stackv3.14のDevice Twinインテグレーションでは、Device Repositoryの機能を活用し、Azure IoT Hub Device Twinをエンドデバイスに自動的に割り当てます。これにより、デバイスのステータスレポートやコマンドのスケジューリングが容易になり、ユーザーとデバイス間のインタラクションを高品質なレベルで実現します。Device Twinが、Azure IoT Hubの統合をどのように強化するかをご覧ください。
↓
■The Things Stack CloudでのPacket Brokerの設定
The Things Stack コンソールで、Packet Broker のルーティングポリシーを設定します。ピアリングしたいトラフィックの種類(ジョイン、アップリンク、ダウンリンクなど)を選択し、トラフィックのピアリング先を定義します。

以上
■The Things Network - LoRaWANをみんなでシェアして使う 新刊本好評発売中!

Johan Stokking (左 The Things Network TECH LEAD=CTO)とWienke Geizeman (右 The Things Network CEO)
*工学社新刊本リンク先
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-2043-5
◆The Things Network PR Movie【日本語字幕入り】

◆詳細はこちらから....
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsnetwork.org/country/japan/
*The Things Network販促カタログ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.crijapan.jp/TTN_catalog.pdf
◆※例:Dragino製のゲートウェイの設定方法ですが、他社ゲートウェイもほぼ同じやり方でV2からV3に移行できます。
↓
https://wiki.dragino.com/index.php?title=Notes_for_TTN#TTN_v3
◆※Dragino LPS8, LG308, DLOS8ともに同じやり方でV3にゲートウェイ登録できます。注記:Draginoゲートウェイ用ファームウェアを更新する場合、現在お使いのファームウェアを必ずFactory Defaultに設定を戻してから更新してください。そのまま新しいファームウェアを更新すると正しく機能しなくなりますのでご注意ください。
↓
◆※万が一、上記のやり方で登録できない場合は、下記のやり方でGateway EUIを登録してみてください。
↓
https://www.thethingsindustries.com/docs/gateways/dragino-lps8/
◆What is the Packet Broker? 【日本語字幕入り】
◆Migrating devices to The Things Stack【日本語字幕入り】

◆TagoIO Webhook Integration with The Things Stack 【日本語字幕入り】
◆New Device Emulator from TagoIO【日本語字幕入り】
◆Distributing Dashboards with the TagoIO【日本語字幕入り】

◆技適取得しましたTTN対応ゲートウェイ&センサエンドデバイスを好評販売中!
↓
http://sales.dragino.jp/


ところで今回のTTN V3日本語版から、The Things Stackもバージョンが3.14となり、パワフルな機能が搭載されています。
The Thins Stack version3.14のリリース

■ペイロードフォーマッタで40kBまで設定可
The Things Stack バージョン3.14では、より大きなペイロードフォーマッタを持つエンドデバイスとの間で送受信されるデータを処理できるようになりました。バージョン3.14では、ペイロードフォーマッタを従来の4kBから40kBに設定できるようになりました。
ペイロードフォーマッタの詳細はこちらから...
↓
https://www.thethingsindustries.com/docs/integrations/payload-formatters/create/
■LR-FHSS変調方式
バージョン3.14では、LR-FHSS変調方式を採用しました。Long Range - Frequency Hopping Spread Spectrumは、ネットワーク容量と耐干渉性を向上させ、世界中での展開オプションの拡大を可能にします。LR-FHSSは、周波数範囲の拡大、高出力かつ低データレートでのより大きなペイロードにより、LoRaWANネットワークの衛星接続やより深い屋内カバレッジを可能にします。LoRa Allianceが発行しているRP2-1.0.2 LoRaWAN® Regional Parameters下記をご参照ください。
↓
https://lora-alliance.org/resource_hub/rp2-102-lorawan-regional-parameters/
LR-FHSS変調方式の詳細はこちらから.....
↓
http://joomlaweb.blog117.fc2.com/blog-entry-1801.html
■Azure IoT Hubとの統合

The Things Stackバージョン3.14では、独自のブリッジを書かずにAzure IoT Hubの機能を利用できます。この統合によりエンドデバイス自体に変更を加えることなく、既存のLoRaWANデバイスを接続してデータ送信を開始することができます。トラフィックの処理には、Azure Event Grid、Azure Event Hub、またはAzure Service Busを介してAzureインフラストラクチャを使用します。Things Stack v3.14は、以下のAzure IoT Hubの機能をサポートしています。
*IoTデバイスからデータを送受信するためのセキュリティ強化された通信チャネル
*Azure Event Gridやサーバーレスコンピュートとの完全な統合により、IoTアプリケーションの開発を容易に
今年2月に開催されましたThe Things Conferenceのオンラインセミナーの1コマ。さらにAzure IoT Hubとの親和性が向上しました!
■Device Twinインテグレーション
The Things Stackv3.14のDevice Twinインテグレーションでは、Device Repositoryの機能を活用し、Azure IoT Hub Device Twinをエンドデバイスに自動的に割り当てます。これにより、デバイスのステータスレポートやコマンドのスケジューリングが容易になり、ユーザーとデバイス間のインタラクションを高品質なレベルで実現します。Device Twinが、Azure IoT Hubの統合をどのように強化するかをご覧ください。
↓
https://azure.microsoft.com/nl-nl/blog/deep-dive-into-azure-iot-hub-notifications-and-device-twin/
■The Things Stack CloudでのPacket Brokerの設定
The Things Stack コンソールで、Packet Broker のルーティングポリシーを設定します。ピアリングしたいトラフィックの種類(ジョイン、アップリンク、ダウンリンクなど)を選択し、トラフィックのピアリング先を定義します。

以上
■The Things Network - LoRaWANをみんなでシェアして使う 新刊本好評発売中!

Johan Stokking (左 The Things Network TECH LEAD=CTO)とWienke Geizeman (右 The Things Network CEO)
*工学社新刊本リンク先
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-2043-5
◆The Things Network PR Movie【日本語字幕入り】

◆詳細はこちらから....
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsnetwork.org/country/japan/
*The Things Network販促カタログ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.crijapan.jp/TTN_catalog.pdf
◆※例:Dragino製のゲートウェイの設定方法ですが、他社ゲートウェイもほぼ同じやり方でV2からV3に移行できます。
↓
https://wiki.dragino.com/index.php?title=Notes_for_TTN#TTN_v3
◆※Dragino LPS8, LG308, DLOS8ともに同じやり方でV3にゲートウェイ登録できます。注記:Draginoゲートウェイ用ファームウェアを更新する場合、現在お使いのファームウェアを必ずFactory Defaultに設定を戻してから更新してください。そのまま新しいファームウェアを更新すると正しく機能しなくなりますのでご注意ください。
↓
◆※万が一、上記のやり方で登録できない場合は、下記のやり方でGateway EUIを登録してみてください。
↓
https://www.thethingsindustries.com/docs/gateways/dragino-lps8/
◆What is the Packet Broker? 【日本語字幕入り】
◆Migrating devices to The Things Stack【日本語字幕入り】

◆TagoIO Webhook Integration with The Things Stack 【日本語字幕入り】
◆New Device Emulator from TagoIO【日本語字幕入り】
◆Distributing Dashboards with the TagoIO【日本語字幕入り】

◆技適取得しましたTTN対応ゲートウェイ&センサエンドデバイスを好評販売中!
↓
http://sales.dragino.jp/

- 関連記事
-
-
The Things Stack Cloud Plus(有料版)がかなりパワフルになりました! 2023/04/12
-
The Things Stack バージョン3.18をリリース - LR-FHSS新プロトコルを正式サポート 2022/02/28
-
世界のクラウド 二強ベンダー、オープンスタンダードLoRaWAN(The Things Stack)の取り組み - MicrosoftとAmazon 2021/09/17
-
AWS、日本リージョンで障害、ネットワーク二重化に関する考察 - The Things Stack Cloud 2021/09/03
-
TTN V3に移行すべき理由 2021/08/27
-
The Thins Stack v3.14リリース - ペイロードサイズ最大40kB, LR-FHSS変調サポート, Azure IoT Hubとの親和性向上 2021/08/19
-
【重要】2021/8/16、TTN V3日本語版まもなくリリースします! 2021/08/06
-
いよいよ明日、6/19(土曜)午後2時からTTN V3のオンライン勉強会です! 2021/06/18
-
【重要】TTN V2からTTN V3への移行説明動画(日本語字幕入り) 2021/06/11
-
The Things Stack V3にフォーカスしたオンラインセミナー The Things Conference - The Things Stack 2021/05/22
-
【重要】TTN V2からTTN V3への移行手順 2021/05/07
-
The Things Stack V3日本語版とAWS IoT Core for LoRaWAN 2021/03/05
-
The Things Stack V3の変更点とPacket Broker、そしてDockerインストール 2021/02/26
-
LoRaWAN®プロトコルが新たに長距離ネットワーク容量を拡張 – LR-FHSS 2020/12/01
-
スポンサーサイト