2015-08-27 (Thu)
先日 販売代理店の営業の方から
1. どのビーコン端末を使ったら間違いないか?
2. 日本でTronをつかったiBeaconのような規格があるがこれは主流なのか?
という2つの質問をいただきました。2つは少しニュアンスが違いますが、スマホをつかったビーコンサービスという意味では、Apple iBeaconが現在主流であり、Googleが発表したEddystoneが普及するにはもう少し時間がかかると思いますとお答えし、この2つをサポートすることが重要だと答えました。
そして国内で開発されたビーコン規格、これはデファクトスタンダードになる可能性はゼロですとお答えしました。
理由は、残念ながらスマホに搭載されているBLE(Bluetooth Light Energy)チップセットは、下記のBluetooth SIGのコア仕様決定メンバーで決められているからです。日本製スマホOSが普及していれば可能性は少しありますが、スマホ市場をみる限り、AppleとGoogleが絶対的市場覇者です。 この2大OSメーカーが日本の技術を採用するとは思えません。
私も少し関わりましたが、JAXAが開発したIMESチップセットと米国QualcommのGPSチップセットと同じ関係です。IMESチップセットは未だスマホに搭載されていません。
下記サイトが、Bluetooth 4.2コア仕様作成メンバーのリストです。

Apple, Qualcomm(Gimbalとして分離独立)、Nordic semiconductor, Broadcom, Intelなど錚々たるメンバー企業が参入しています。 ちなみにiPhoneに搭載されているBluetoothチップセットは、 Broadcom製BCM43XXシリーズと言われています。

興味深いビーコンメーカー向け供給チップセットおよびバッテリー寿命に関する技術検証レポートが公開されています。

*実は iBeacon用BLEビーコン端末は、現在のところわずか4社のチップメーカーしかありません。
1. Texas Instruments社
2. Nordic Semiconductor社
3. Bluegiga(Sillcon Labs子会社)
4. Gimbal (Qualcommより分離独立)


Gimbalのバッテリーパフォーマンスが悪いのは、AppleのiBeaconが, 650msec. のインターバルでアドバタイズするのに対して、Gimbalチップは100msec.の固定インターバルで設計されたからのようです。
iBeaconレンジの定義(距離と電波強度)は、下記のような数値を目安としています。

*ベストBLEビーコン端末に選ばれた商品





上記のBLEビーコン端末でバッテリー駆動などを考慮するとNordic SemiconductorのBLEチップセットの性能がとてもいい印象をうけます。
BLEビーコン端末を長くつかってo2oサービスなどに利用する場合、知識としてどのチップセットつかっているか?などを考慮する必要があります。あとあと問題なく様々なサービス運用できるからです。 また、Googleは、現在、Bluetoothチップセットメーカーやビーコン端末メーカーにEddystoneの移植を働きかけているという話しが聞こえております。
ご参考までに。
◆Onyx Beacon がProximity Solution Provider世界ランク第4位を獲得!
http://joomlaweb.blog117.fc2.com/blog-entry-496.html
1. どのビーコン端末を使ったら間違いないか?
2. 日本でTronをつかったiBeaconのような規格があるがこれは主流なのか?
という2つの質問をいただきました。2つは少しニュアンスが違いますが、スマホをつかったビーコンサービスという意味では、Apple iBeaconが現在主流であり、Googleが発表したEddystoneが普及するにはもう少し時間がかかると思いますとお答えし、この2つをサポートすることが重要だと答えました。
そして国内で開発されたビーコン規格、これはデファクトスタンダードになる可能性はゼロですとお答えしました。
理由は、残念ながらスマホに搭載されているBLE(Bluetooth Light Energy)チップセットは、下記のBluetooth SIGのコア仕様決定メンバーで決められているからです。日本製スマホOSが普及していれば可能性は少しありますが、スマホ市場をみる限り、AppleとGoogleが絶対的市場覇者です。 この2大OSメーカーが日本の技術を採用するとは思えません。
私も少し関わりましたが、JAXAが開発したIMESチップセットと米国QualcommのGPSチップセットと同じ関係です。IMESチップセットは未だスマホに搭載されていません。
下記サイトが、Bluetooth 4.2コア仕様作成メンバーのリストです。
http://www.bluetooth.com/SiteCollectionDocuments/4-2/meet-the-team.aspx

Apple, Qualcomm(Gimbalとして分離独立)、Nordic semiconductor, Broadcom, Intelなど錚々たるメンバー企業が参入しています。 ちなみにiPhoneに搭載されているBluetoothチップセットは、 Broadcom製BCM43XXシリーズと言われています。

興味深いビーコンメーカー向け供給チップセットおよびバッテリー寿命に関する技術検証レポートが公開されています。
http://www.aislelabs.com/reports/beacon-guide/#conc

*実は iBeacon用BLEビーコン端末は、現在のところわずか4社のチップメーカーしかありません。
1. Texas Instruments社
2. Nordic Semiconductor社
3. Bluegiga(Sillcon Labs子会社)
4. Gimbal (Qualcommより分離独立)


Gimbalのバッテリーパフォーマンスが悪いのは、AppleのiBeaconが, 650msec. のインターバルでアドバタイズするのに対して、Gimbalチップは100msec.の固定インターバルで設計されたからのようです。
iBeaconレンジの定義(距離と電波強度)は、下記のような数値を目安としています。

*ベストBLEビーコン端末に選ばれた商品





上記のBLEビーコン端末でバッテリー駆動などを考慮するとNordic SemiconductorのBLEチップセットの性能がとてもいい印象をうけます。
BLEビーコン端末を長くつかってo2oサービスなどに利用する場合、知識としてどのチップセットつかっているか?などを考慮する必要があります。あとあと問題なく様々なサービス運用できるからです。 また、Googleは、現在、Bluetoothチップセットメーカーやビーコン端末メーカーにEddystoneの移植を働きかけているという話しが聞こえております。
ご参考までに。
◆Onyx Beacon がProximity Solution Provider世界ランク第4位を獲得!
http://joomlaweb.blog117.fc2.com/blog-entry-496.html
スポンサーサイト