2015-10-04 (Sun)
ここ4年程、モバイルペイメントに関わる仕事も携わってきました。 とくに決済端末に組み込まれたコンパクトなデータベースエンジンのマーケティングや販売をしてきて、何故、Google Wallet(現在はAndroid Payと名称変更)が米国で立ち上がらないのか?不思議に思ってました。 最大の理由は米国小売大手で組織化されている業界団体が、Google Walletに対応した米Verifone社が製造する決済端末の導入に反旗をひるがえし、独禁法違反も辞さない抵抗をしていたからです。
「IC搭載カード」といえばアリムラ技研を思い出します。たまたま、家の近所の散歩コースでいつも旧アリムラ技研ビル(現在は菅原研究所)の話を友人から聞かされていたので、決済ビジネスの成長過程は頭の片隅に記憶にとどめる程度でした。

元は「アリムラ技研」の建物
現在はメカトロニクスの「菅原研究所」本社
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有村國孝氏は、古河電工を5年目に退社し、渡米。 米国で、ICカードを発案
して、公知のものを特許化。1990 年の特許切れまでは、特許権料で大儲け
その後BSの平面アンテナの特許を取るも、特許回避され商業的に成功せず
最後は負債20億円で倒産
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今週メール配信されたMobile Paymentのニュースの中で非常に興味深い記事がありましたので、ご紹介します。
■Moible PaymentのEMVに関する記事

記事の中から、興味深い内容を翻訳します。
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米国市場でEMV移植がNFCモバイルペイメントがより主流になり推進するだろう事を信じていない決済業界の経営者達がいかに困難にぶち当たるかわかるだろう。それは下記の2,3の理由によるからである。
最初に、仏Ingenicoや米Verifoneが既に数千規模でEMVベースのPOS端末を市場に投入しているからであり、それらの読み取り端末の大半は非接触技術が組み込まれていることによる。
次に、ほぼすべての単体モバイルPOS供給業者は、新しいハードを実装している、ICチップに対応しているだけでなく、同時に非接触機能をも備えている。全ての食品からローカリの農場市場までAndroid PayやApple Payにようなサービスに対応している選択しも備えているのである。
最後に、近接モバイルペイメントは、米国でまもなく普及するはずである。それはEMV決済プロセス自身によるからである。
私は、週末にターゲットして、最初にICチップ搭載のカード決済を実践してみた。それはスムーズではなかった。POS端末がICチップ搭載カードを読み取る時間が、今までに磁気カードに比較して長くかかったからである。その余計な時間は、消費者にタップさせるには十分で、消費者が持っており、今後むしろスマホで決済することになりそうだからである?
ICチップ搭載のプロセスが、今後、むしろこの摩擦(時間が余計かかる)を引き起こすかが興味深い。または少なくとも消費者がこの摩擦をどう認識するか。カード支払いをする時にモバイル決済がより簡単に資料できるか、非接触決済の他の手段としてスマホで決済するのが促進されるのではないかと推測できるからである。
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日本では、お財布携帯が既にリリースされてから、数年くらいたつでしょうか? モバイル決済で低価格商品の購入なら、誰でも周知の事実ですが、 米国は、ようやくICチップ搭載のクレジットカードが、Master cardやVISAからリリースされるようです。 この環境が、日本で方式の違う、お財布携帯やICチップ搭載カードとどういうふうに混在し、発展するか? 興味深いです。
いきなり、仏Ingenico社や米Verifone社のEMV決済端末がApple PayやAndroid Payと共に既存のカード決済端末にとって代わることはないかもしれませんが、少なくとも、欧米の人達は、ネットでも実店舗でもApple PayやAndoriod Payなどスマホ決済が日常習慣化するはずですから、海外からの観光客が多くなれば、国内の小売店は、EMVに対応した決済端末を用意せざるを得なくなるのではと推測しています。
さて、どうなることやら?
「IC搭載カード」といえばアリムラ技研を思い出します。たまたま、家の近所の散歩コースでいつも旧アリムラ技研ビル(現在は菅原研究所)の話を友人から聞かされていたので、決済ビジネスの成長過程は頭の片隅に記憶にとどめる程度でした。

元は「アリムラ技研」の建物
現在はメカトロニクスの「菅原研究所」本社
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有村國孝氏は、古河電工を5年目に退社し、渡米。 米国で、ICカードを発案
して、公知のものを特許化。1990 年の特許切れまでは、特許権料で大儲け
その後BSの平面アンテナの特許を取るも、特許回避され商業的に成功せず
最後は負債20億円で倒産
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今週メール配信されたMobile Paymentのニュースの中で非常に興味深い記事がありましたので、ご紹介します。
■Moible PaymentのEMVに関する記事
http://www.mobilepaymentstoday.com/articles/brace-yourselves-emv-is-here/

記事の中から、興味深い内容を翻訳します。
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米国市場でEMV移植がNFCモバイルペイメントがより主流になり推進するだろう事を信じていない決済業界の経営者達がいかに困難にぶち当たるかわかるだろう。それは下記の2,3の理由によるからである。
最初に、仏Ingenicoや米Verifoneが既に数千規模でEMVベースのPOS端末を市場に投入しているからであり、それらの読み取り端末の大半は非接触技術が組み込まれていることによる。
次に、ほぼすべての単体モバイルPOS供給業者は、新しいハードを実装している、ICチップに対応しているだけでなく、同時に非接触機能をも備えている。全ての食品からローカリの農場市場までAndroid PayやApple Payにようなサービスに対応している選択しも備えているのである。
最後に、近接モバイルペイメントは、米国でまもなく普及するはずである。それはEMV決済プロセス自身によるからである。
私は、週末にターゲットして、最初にICチップ搭載のカード決済を実践してみた。それはスムーズではなかった。POS端末がICチップ搭載カードを読み取る時間が、今までに磁気カードに比較して長くかかったからである。その余計な時間は、消費者にタップさせるには十分で、消費者が持っており、今後むしろスマホで決済することになりそうだからである?
ICチップ搭載のプロセスが、今後、むしろこの摩擦(時間が余計かかる)を引き起こすかが興味深い。または少なくとも消費者がこの摩擦をどう認識するか。カード支払いをする時にモバイル決済がより簡単に資料できるか、非接触決済の他の手段としてスマホで決済するのが促進されるのではないかと推測できるからである。
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日本では、お財布携帯が既にリリースされてから、数年くらいたつでしょうか? モバイル決済で低価格商品の購入なら、誰でも周知の事実ですが、 米国は、ようやくICチップ搭載のクレジットカードが、Master cardやVISAからリリースされるようです。 この環境が、日本で方式の違う、お財布携帯やICチップ搭載カードとどういうふうに混在し、発展するか? 興味深いです。
いきなり、仏Ingenico社や米Verifone社のEMV決済端末がApple PayやAndroid Payと共に既存のカード決済端末にとって代わることはないかもしれませんが、少なくとも、欧米の人達は、ネットでも実店舗でもApple PayやAndoriod Payなどスマホ決済が日常習慣化するはずですから、海外からの観光客が多くなれば、国内の小売店は、EMVに対応した決済端末を用意せざるを得なくなるのではと推測しています。
さて、どうなることやら?
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