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ビルトインサーバー LoRaWANゲートウェイ LPS8 v2 を使うIoTアプリケーション構築方法 – 1/2

The Things Networkに搭載されていますLoRaWAN Network Server - フルスタックソフトウェア The Things Stackをゲートウェイのメモリー上に搭載したものが、 ビルトインサーバー LoRaWANゲートウェイ Dragino LPS8 v2-JPです。このビルトインサーバー LoRaWANゲートウェイ - LPS8 v2-JPを使って IoTアプリケーションを構築する方法を2回に分けて説明します。

0LPS8v2-Node-RED_network.png




1. LPS8v2の設定

LPS8v2のホスト名またはIPアドレスを指定して設定画面を開きます。

http://hostname> または http://local-IPV4-address

例)http://dragino-24070d または http://192.168.1.197

User ID: root , Password:dragino

 

1.1. LoRa Configurationの設定

LoRa --> LoRa

Frequency PlanAS923 Asia AS923-1(920-923MHz)に設定し、Save&Apply します。

Fig-01

01_LPS8v2.png

 

 

1.2.Primary LoRaWAN Serverの設定

LoRaWAN --> LoRaWAN Semtech UDP

Server ProviderLocal Host/Built-in Serverに設定し、Save&Apply します。

Fig-02

02_LPS8v2.png

 

2.LPS8v2のビルトインTTNの設定

LPS8v2のホスト名またはIPアドレスを指定して設定画面を開きます。

http://hostname:8080 または http://local-IPV4-address:8080

例)http://dragino-24070d:8080 または http://192.168.1.197:8080

User ID: admin , Password:dragino

Fig-03

03_LPS8v2.png

 

 

 

2.1. ゲートウェイ登録

ゲートウェイ設定例

Fig-04

04_LPS8v2.png

 

 

2.2. アプリケーション登録

アプリケーション設定例

Fig-05

 05_LPS8v2.png


 

2.3. エンドデバイス(LORA WATCH)登録

0LoRa_Watch_hand.png


エンドデバイス(LORA WATCH) 設定例

※エンドデバイスを登録する場合はFrom The LoRaWAN Device RepositoryではなくManually選択後、登録します。

Fig-06

06_LPS8v2.png

 

 

2.4. ペイロードフォーマッター登録

下記URLの内容を登録したエンドデバイスのUplinkCopy & PasteしてSave changesします。

Formatter typeは、Custom Javascript formatter です。

https://github.com/HKT-SmartHard/decode/tree/main/LoRa Watch%20Smart%20Watch

Fig-07

07_LPS8v2.png

 

 

3. LORA WATCHアップリンクデータ確認

3.1. Live Data表示

Built-In TTN serverに登録したエンドデバイスのLive Dataを表示します。

LORA WATCHの電源をONにします。

しばらくお待ちください。LORA WATCHのアップリンクデータが表示されます。

Fig-08

08_LPS8v2.png

 

 

4. Appendix

4.1. LORA WATCH時刻設定

Built-In TTN serverに登録したエンドデバイスのMessagingを開きます。

設定したい時刻を16進数に変換します。

FF : Header

10 : Seqid

07E7 : Year(2023)

05 : Month(05)

1F : Day(31)

0D : Hour(13)

1E : Minitus(30)

00 : Second(00)

FF : End

↓ 1行のデータにします。

FF1007E7051F0D1E00FF

Payloadに上記データを設定、FPort2に設定、Schedule downlinkします。

しばらくお待ちください。時刻が設定されます。

Fig-09

09_LPS8v2.png


 

4.2. Windows PCLPS8v2ホスト名を指定しての各設定画面表示がエラーとなる場合

hostsファイルにLPS8v2IPアドレスとホスト名を登録することにより解決できる場合があります。

下記の様にhostsファイルを編集してください。

hostsファイルを編集する前に必ずファイルのバックアップを行ってください。

C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts

local-IPV4-address  hostname

例)192.168.1.197      dragino-24070d




 

参考

LPS8v2日本語ユーザーマニュアル






0LPS8v2_connection.png






以上





 



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