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「マツモトキヨシ」とインドアGEOポジションニング

今月家族がテレビ番組をみていたので、ぶと眺めていたら、「マツモトキヨシ」の20歳後半の女性店長(たしか恵比寿店店長?)と企画次長のおふたりが、テレビ番組に呼ばれ「マツモトキヨシ」の店舗でのサービスについて説明されてました。

驚いたのは、顧客心理を見事につくマーケティング戦略の下に実店舗で商品配列されていた事です!

店舗の入り口付近は、店長権限で赤字覚悟のチョコレートやお菓子類がならび、店内に入るとすぐに少し高級なシャンプー類が並ぶ化粧品、日用品、最後に食品という、Customer's Journey分析をきちんと踏襲していた事です。 店舗に入ると高級シャンプーがならぶのは、あえて高級品を置いて、その日お客様が店内で使う金額感を浸透させているというのです。

それも20歳後半の女性店長が説明するのです。もちろん、時間帯によって、呼び水となる店舗入り口付近のお菓子類は陳列を一日に何回か変えているということです。

Brick & Mortarでもここまでくると、コンピュータよりも上かもしれないと感じました!

*テレビ番組の詳細レポート
  ↓↓↓↓↓↓↓↓

http://owaraigeinou.com/jobtune-20160206-2



実は「マツモトキヨシ」のスマホアプリは、店舗アプリを開発する会社として研究するにはうってつけサンプルでした。「マツモトキヨシ」が、アプリクーポンで割引というのは以前から知っていましたが、お店で購買分析データをもとに改善しているなと実感していました。

マツキヨアプリ
*マツキヨ公式スマホアプリ

日本の小売店鋪向け販促スマホアプリは、絆(エンゲージメント)はかなり浸透しているとおもいますが、まだまだ、パーソナライズで売り上げアップを実践をしている会社は少ない感じがします。商品単価が安くでも、定期的にお客様から商品やサービスを継続的にご購入いただくには、お客様、個人個人をお店が見ていてくれているというパーソナライズは、とても重要です。一斉同報Eメールでなく、販促スマホアプリとお客様の購買実績と訪問実績でパーソナライズを実現するというのが、他社との差別化、お客様にユーザー体験の提供し、お店をファン化して、売上アップにつながるのです。

下記は、昨年末、米IBMのInsightセミナーに参加したソフトウェア技術者の投稿ブログです。パーソナライズには、個別の位置情報をお店側が察知して、データに基ずく商品やサービスを最適化して提示したり、サイネージに瞬時に表示するという時に役立ちます。

*オリジナル記事
Indoor Geopositioning Through the Internet of Things

by Sean Grady on November 13, 2015 in Internet of Things, Technology

*オリジナルソースは下記にあります。
 ↓↓↓↓↓↓↓↓
https://blog.rocketsoftware.com/2015/11/indoor-positioning-iot/


Internet of Thingsに関連したインドアGEOポジショニング


Indoor positioning as opposed to GPS. Image via extremetech.com
IPS測位【=インドアGEOポジショニング・右図】は、GPS測位【左図】に比べるとより細かくお客様の動態データを収集できるのです!

先月IBM Insightセミナーに行った際、IoT(Internet of Things)関連の2,3のセッションに参加しました。 IoTに関する印象は、2月に開催されたInterConnect期間中に書いた内容とほぼ同じです。

それは、IoTは我々が興味ある何からデータを収集するのに役立つということです。モーター、部屋、人など、そして今までは考えられなかったような大量のビッグデータを分析することで機会を与えてくれるということです。

IoTに関する偉大な、そして来るべきアプリケーションの1つとして、IBM Insightセミナーで議論されていました、GEOポジションニングです。ビジネスあるいはコンシューマにとってもいかにGEOポジショニングが重要かを考えてみましょう。さらにGEOポジショニング・アプリケーションを支援する幾つかのハードウェアも同様に言及します。

GEOポジショニングハードウェアでデータを集める

IoTを利用したGEOポジショニングの最初のステップは、データを集めることです。コンシューマによって使われる様々な無線スタンダードです。例えば、スマートフォン、スマートウォッチ、ゲーム端末などコンシューマのデバイスを経由します。GPS機能は、しばしばアウトドアで頻繁に使われ成功していますが、GPSをインドア(屋内)で使う場合の精度はとても貧弱です。

GPSの代わりにWi-FiやiBeaconが、インドア向けGEOポジションニングに適しています。Wi-Fiルータは、既にあなたが追跡したい場所に設置されているかもしれません。インターネット接続をしたい誰かにとっては、とても有益でしょう。

無線信号の強さは距離と関係しています。それらのWi-Fiルータは、あるエリア内でデバイスの信号強度を測ることで追跡するために利用することができます。


An iBeacon from Onyx Beacon. Image via sueddeutsche.com

ポジションニングデータを集める他のオプションは、iBeacon端末を使う方法です。iBeacon端末は、とても小さく、人の握り拳に入るサイズです。それは、Bluetooth信号を定間隔で発信します。iBeacon端末は、ある領域に入ったことをデバイスを通して通知するためのGEOフェンシングにも使われることがあります。しかし、 スマートフォンアプリを利用するとGEOポジショニングとしてiBeacon端末に近接した信号強度を読み取ることもできます。

データを統合


人間のを追跡するには、全てのiBeacon端末とWi-Fiルータのポジションを認識してはじめて解るのです。信号強度測定は、一度に複数のWi-Fiルータから同時にデータを収集するのです。それらのデータは、各個人のデバイス、または個人のデバイスがWi-FiルータやiBeacon端末を検出する情報を送信することによって実現します。そしてその信号強度はそれぞれの目的を持つのです。スマートフォンの領域内にある2、3のWi-Fiルータ、三点測量、あるいは方位センサーを利用することで、スマートフォンの位置、エクステンション、その電話の所有者を特定することができるのです。

位置精度に関しては、しかしながら、無線技術で挑戦することができます。信号強度は、しばしば不安定です、そして人が密集している環境では、障害物が、信号波を干渉します。Wi-FiルータやiBeacon端末が複数の人々が同じ場所にいる時は、そのエリアにある全てのデバイスからは充分な信号を収集できなくなる可能性もあります。

壁や木々の中のような、人が存在しない場所のようにデザインアカウントを設定・運用するのはいいアイデアかもしれません。これは、各個人が位置することができる位置を絞り込み、誤配置を減少させます。

お客様とビジネスに有益

インドアGEOロケーションの1つの例として、IBM Insightセミナーで説明を聴いたのは、ショッピングモール内でお客様の行動を分析することです。 ショッピングモールと店舗オーナーは、来店したお客様がどのくらい滞在したかを知りたいと興味をしめしています。お客様がどこで言ったか、店舗内で何分滞在したかなど。これを実現するには、iBeacon端末とWi-Fiルータを使えば、お客様がどこにいて、エリアのどこから入り、どこから出ていったかわかるのです。

この情報、つまり人口統計情報を分析する事は、おそらく顧客がフォームまたはアンケート用紙に回答してもらう事と同じように、大幅に状況を改善することができるのです。

このショッピングモールの事例はとても重要です。つまり、ビジネスからのみだけでなく、お客様も同様に有益になるのです。 Wi-Fiルータは、お客様にインターネット接続を可能にし、そしてiBeacon端末は、店舗内で販促目的で利用することができるのです。

そして、もう一方、ビジネスでは、お客様の満足度を改善するために商品のキャンペーン、陳列を修正してデータを追跡しながら利用することができます。そしてお客様に店舗内でより多くの時間滞在していただくのです。

インドアGEOポジショニングをより安く、無線ポジションニングハードウェアが増えればより高度に利用できることを期待しています。そしていくつかのユースケースでエキサイティングに活用されることを。個人的には、Google Mapsのインドア版がリリースされることに興味あります。地図が、我々をお店に案内するのに助けるようなイメージです。





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