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通信費無料のパブリックLoRaWAN 〜 The Things Network

オランダ発、世界最大のパブリックLoRaWANサービス The Things Networkのアンバサダーをやらせていただいてます!

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カード型BLEビーコンを使うリアルタイムロケーションシステム - TRACKO

先週中国出張時、カード型ビーコン端末を製造するメーカーともコンタクトをし、下記写真のiBeacon対応カード型ビーコンをサンプル購入してきました。 このカード型ビーコンは、ボタン電池CR3032が2個内蔵されていて3年間のバッテリー寿命があると仕様書に明記されています。
 
Bluetoothチップは、Nordic NFR51822が搭載されています。 おもしろいのは、中国製らしくWeChat Shakeに対応しています。(日本ではLINEが有名ですが、中国は2年前にLINEを禁止、中国製SNSであるWeChatがスマホのスタンダードSNSプラットフォームとなっています)


*カード型iBeaconは名刺よりひと周り小さく、カードの厚みはCR3023ボタン電池の高さがあるので少し厚いです。重さは45gです。


*iBeaconカードメーカーのマニュアルに記載されている dBmと無線到達距離の関係

一年前に投稿したブログの内容、ショールーミングから派生してo2oサービスに活用されたiBeacon技術もIoT時代の潮流とともに小売業だけでなく他の業界へも普及していくと予測しています。

2020年までBluetoothビーコン市場は爆発的に成長、ユビキタス危機に瀕す!






そこで当社パートナーのルーマニアOnyx Beaconが開発したReal Time Location System - TRACKOをつかい、購入したiBeaconカードを登録してみます。操作はとてもシンプルです。中国製のカード型ビーコン端末のUUIDをOnyx Beaconのビーコン管理画面に新規登録すれば、システムが自動で認識します。


実際の運用面では、上記のように固定ビーコン端末(TRACKOではZoneビーコンという)を建物内の20-30m四方に1つ常設し、動くビーコン端末(TRACKOではAssetビーコンという)をリアルタイムで追跡するという仕組みです。




*TRACKO管理画面
パソコンからTRACKO専用の管理画面にログインして、電波測位する場所をオープンマップを使い登録します。そして、常設するZoneビーコンと資産や人につけるAssetビーコンを登録します。 あとはスマホアプリ(iOSとAndroid)でこの管理画面から発行されたトークンをスマホアプリを開く時に入力するだけで終わりです。



*ヒートマップ画面



*TRACKO iOSアプリ画面
実際に使うスマホ画面では、TRACKO管理画面で登録されたZoneビーコンとAssetビーコンが自動表示されます。背景に黄緑色の●がZoneビーコンです。表面の数値のある●はAssetビーコンです。


Assetビーコンをタップすると登録されて画面が表示されます。


さらに項目をタップするとAssetビーコンの詳細項目が表示されます。実際に物があるかどうかは、ProximityでiBeaconの距離特性である "Near"が表示されます。 Onyx BeaconのiBeacon端末をつかうと近接するとブザーが鳴ります。


同じ登録内容で実際に現物がない場合は、Proximity の項目は "Unknown"となります。 これはZoneビーコンからAssetビーコンまでの電波が測位できないということを意味しています。


今回は、Zoneビーコンとして利用したのはUSB型のU3501(USB Central Beacon)です。このUSB型ビーコン端末は、MicroPythonで近接した複数のiBeaconログ情報を収集する機能もあります。





USB型BluetoothビーコンをLoRaゲートウェイに標準で組み込み、さらにパワフルなIoTインフラを構築できればとおもっております。







以上

■日本IBM様のBluemixユーザー事例としてとりあげていただきました!
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無免許、無料で利用できる長距離無線通信規格「LoRa」を使ったIoTインフラ事業にPaaS基盤が欠かせなかった理由


LoRa miniと温度・湿度センサーをセットにしたLoRa IoTスターターキットは、ただいまオープンウェーブ社から販売中です!

■IoTセンサーノード LoRa mini



そこでさまざまなセンサー類にLoRa通信機能を実現できるLoRa mini(LG01およびLoRa mini共にArduino IDE互換)を組み合わせて、IoTゲートウェイをセットにしたのが、LoRa IoTスターターキットです。



まずはIoTを体感してみたい人に最適です!LoRa IoT スターターキットには2つの組み合わせがあります。

LoRa IoT スターターキット-I
・LoRaゲートウェイ LG01JP  × 1
・LoRa miniセンサーノード × 2
・LoRa mini用アンテナ       × 2
・LoRa mini用開発ボード    × 2
・LoRa mini着脱可能テストユーティリティ × 1
・温度、湿度センサーDHT11  × 2

LoRa IoT スターターキット-II
・LoRaゲートウェイ LG01-JP  × 2
・LoRa miniセンサーノード  × 5
・LoRa mini用アンテナ  × 5
・LoRa mini用開発ボード × 2
・LoRa mini着脱可能テストユーティリティ × 1
・温度、湿度センサーDHT11  × 2

LoRa IoT スターターキット販促チラシ
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http://www.ibeacondo.com/download/LoRa_IoT_Starter_Kit.pdf

◆LoRaWAN対応IoTゲートウェイ 「LG01-JP」日本語マニュアル(初回版)
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http://www.ibeacondo.com/download/LG01_LoRa_Gateway_Manual_JP.pdf

◆上記マニュアルでIoTプラットフォームThingSpeakへのLoRaWAN対応IoTゲートウェイとLoRaノードと温度・湿度センサーのクラウド実装方法を説明しております。 ThingSpeakは、とりあえず無料で試すことができます!

◆オープンウェーブ社の開発部鈴木さんにLoRa無線用サーバーおよびクライアント用Arduinoスケッチを開発していただきました。LoRaでIoTプラットフォーム(ThingSpeak)にデータを上げる方法は、下記Qiitaサイトで公開しております。

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LoRaでIoTプラットフォーム(ThingSpeak)にデータを上げる方法

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LoRaWANでIoTプラットフォーム(The Things Network)にデータを上げる方法

https://thingspeak.com/



LoRa IoT スターターキットの発売および価格は当社パートナーのオープンウェーブまでお問い合わせ下さい。

LoRa IoTスターターキット発売元
株式会社オープンウェーブ
〒221-0822 神奈川県横浜市神奈川区西神奈川1-8-11-103
Tel: 045-620-6648
Email: info@openwave.co.jp
http://www.openwave.co.jp/lorawan/

■ようやく、技適審査が認定されました!







◆Dragino LoRa IoTキットのプレゼン動画



◆詳細はこちらから.
↓↓↓↓↓↓
http://www.crijapan.jp/index.php/ja/iotgateway.html

■IoTゲートウェイカタログをダウンロード
  ↓↓↓↓↓↓
http://www.ibeacondo.com/download/IoTGateway_catalog.pdf



■Dragino社LoRaWAN対応IoTゲートウェイ
・SEMTECH社LoRa通信チップ搭載したIoTゲートウェイ LG01-JP




■LoRaWAN対応センサーノード LoRa mini 表





■LoRaWAN対応センサーノードLoRa mini 裏



■LoRaWAN対応センサーノードLoRa miniをArduino IDE互換開発PCBに装着している様子








■LoRa mini用着脱可能なテストユーティティ
Arduino IDEで開発したさまざまなセンサー制御プログラムをLoRa mini本体にロードするためのテストユーティリティ




■「LoRa」導入ガイド―「IoT」「LoRa」の仕組みから、「IoTアプリケーション」の実例までのLoRa入門書


A5判  160ページ 定価 2,484円(本体2,300円)
ISBN978-4-7775-1972-9 C3004 2300円
2016年 9月28日 工学社より全国書店にて発売!
◆工学社のサイト
↓↓↓↓↓↓↓

https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-1972-9





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