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通信費無料のパブリックLoRaWAN 〜 The Things Network

オランダ発、世界最大のパブリックLoRaWANサービス The Things Networkのアンバサダーをやらせていただいてます!

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工場のIoT化とArduino -2/2

先週は、ドイツのシーメンスの「MindSphere」をメインにご紹介し、Arduino IDEをサポートしたシーメンス製のIoTゲートウェイについて説明しましたが、これに対してアメリカでも対抗措置として、いわゆる”Testbed”と呼称されるIndustrial Internet Corsortiumを2014年に旗揚げしています。

*Industrial Internet Corsortiumのサイト

https://www.iiconsortium.org/index.htm



*Industrial Internet Corsortiumに協賛している代表企業



代表企業のアイコンは、IoTプラットフォーム「Predix」を推進するGeneral Electric社です!

*General Electric社「Predix」の概要説明



シーメンスがArduinoをつかうIoTゲートウェイを自社工場内で加速させる反面、General Electricはもっとも現実的なModbusコントローラーをメインに工場のIoT化を提案しています。下記は、世界に散在するGeneral Electricの工場の中でももっとも精鋭的とされている東京都日野市のGEヘルスケアのレポート記事です。 制御系ではModbusコントローラーを使いIoT化が実現していますが、BLE(Bluetooth)ビーコンを人とモノ(機械)に装着させヒートマップをみながら、製造プロセスの改善をはかっているところが新しい試みです。 いわゆる Real Time Location System(RTLS)化をいち早く具現化しています。

*GEヘルスケアの日野工場、「今ある設備を生かす」スマート化に取り組む

http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1704/10/news037.html

製造プロセスの「ぱらつき」を瞬時に把握
Brilliant Factory: Beacon Tracking powered by Predix

課題の背景:
 ・新設備の順次導入に伴い、レイアウト変更が2020年にかけて多数発生
 ・しかし、モノや人の動きのムダを把握するのが困難
 ・今まで難しかった人とプロセスのリアルタイムな現状把握が可能
 ・示唆をもとに、柔軟な配置変更が可能に



世界のIoT市場、特に製造分野でのIoTプラットフォームをみると、ドイツのシーメンス「MindSphere」 vs. アメリカのGeneral Electric「Predix」対決という構図が明らかになります。 ただし、IoTというのは産業の垣根を超え、活用範疇にとどまらなく広がる可能性があります。 さてこれから先どうなるか?注視したいと思います。

当社パートナーのルーマニアOnyx Beaconが開発したReal Time Location System - TRACKOの関連資料をご紹介します。





最後に昨日公開されました産業IoT市場のメールニュースをリマンドします。

産業用IoT市場、2025年までに9000億ドル規模に--Grand View Research

ボストンコンサルティング、世界のIoT市場は2020年までに2670億USドル(29兆6743億円)規模に拡大


以上



■日本IBM様のBluemixユーザー事例としてとりあげていただきました!
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無免許、無料で利用できる長距離無線通信規格「LoRa」を使ったIoTインフラ事業にPaaS基盤が欠かせなかった理由


LoRa miniと温度・湿度センサーをセットにしたLoRa IoTスターターキットは、ただいまオープンウェーブ社から販売中です!

■IoTセンサーノード LoRa mini



そこでさまざまなセンサー類にLoRa通信機能を実現できるLoRa mini(LG01およびLoRa mini共にArduino IDE互換)を組み合わせて、IoTゲートウェイをセットにしたのが、LoRa IoTスターターキットです。



まずはIoTを体感してみたい人に最適です!LoRa IoT スターターキットには2つの組み合わせがあります。

LoRa IoTスターターキット1 価格:¥59,800(税別)
■セット内容
*LoRa ゲートウェイ LG01-JP × 1
*LoRa開発用ボード LoRa Mini Dev-JP × 2
*温度、湿度センサーモDHT11 x 2

LoRa IoTスターターキット2 価格:¥110,000(税別)
(※期間限定2017年10月末までの価格です!!従来の販売価格は、158,000円(税別)となります)
■セット内容
*LoRa ゲートウェイ LG01-JP × 2
*LoRa センサーノード LoRa mini-JP × 2
*LoRa mini 用アンテナ × 2
*LoRa開発用ボード LoRa Mini Dev-JP × 5
*LoRa Mini Test Utility × 1
*温度、湿度センサーモDHT11 × 2

LoRa IoT スターターキット販促チラシ
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http://www.ibeacondo.com/download/LoRa_IoT_Starter_Kit.pdf

◆LoRaWAN対応IoTゲートウェイ 「LG01-JP」日本語マニュアル(初回版)
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http://www.ibeacondo.com/download/LG01_LoRa_Gateway_Manual_JP.pdf

◆上記マニュアルでIoTプラットフォームThingSpeakへのLoRaWAN対応IoTゲートウェイとLoRaノードと温度・湿度センサーのクラウド実装方法を説明しております。 ThingSpeakは、とりあえず無料で試すことができます!

◆オープンウェーブ社の開発部鈴木さんにLoRa無線用サーバーおよびクライアント用Arduinoスケッチを開発していただきました。LoRaでIoTプラットフォーム(ThingSpeak)にデータを上げる方法は、下記Qiitaサイトで公開しております。

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LoRaでIoTプラットフォーム(ThingSpeak)にデータを上げる方法

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LoRaWANでIoTプラットフォーム(The Things Network)にデータを上げる方法

https://thingspeak.com/



LoRa IoT スターターキットの発売および価格は当社パートナーのオープンウェーブまでお問い合わせ下さい。

LoRa IoTスターターキット発売元
株式会社オープンウェーブ
〒221-0822 神奈川県横浜市神奈川区西神奈川1-8-11-103
Tel: 045-620-6648
Email: info@openwave.co.jp
http://www.openwave.co.jp/lorawan/

■ようやく、技適審査が認定されました!







◆Dragino LoRa IoTキットのプレゼン動画



◆詳細はこちらから.
↓↓↓↓↓↓
http://www.crijapan.jp/index.php/ja/iotgateway.html

■IoTゲートウェイカタログをダウンロード
  ↓↓↓↓↓↓
http://www.ibeacondo.com/download/IoTGateway_catalog.pdf



■Dragino社LoRaWAN対応IoTゲートウェイ
・SEMTECH社LoRa通信チップ搭載したIoTゲートウェイ LG01-JP




■LoRaWAN対応センサーノード LoRa mini 表





■LoRaWAN対応センサーノードLoRa mini 裏



■LoRaWAN対応センサーノードLoRa miniをArduino IDE互換開発PCBに装着している様子








■LoRa mini用着脱可能なテストユーティティ
Arduino IDEで開発したさまざまなセンサー制御プログラムをLoRa mini本体にロードするためのテストユーティリティ




■「LoRa」導入ガイド―「IoT」「LoRa」の仕組みから、「IoTアプリケーション」の実例までのLoRa入門書


A5判  160ページ 定価 2,484円(本体2,300円)
ISBN978-4-7775-1972-9 C3004 2300円
2016年 9月28日 工学社より全国書店にて発売!
◆工学社のサイト
↓↓↓↓↓↓↓

https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-1972-9









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