2017-11-09 (Thu)
2017年10月17日から20日まで中国蘇州市で第9回LoRa Allicanceカンファレンスが開催されました。


The Things Network CTOのJohan StokkingさんもLoRaWANネットワークサービスプロバイダーとして仕様策定の委員となっています。上記写真の司会者の左隣がJohanさん。
今回のLoRa Allicanceカンファレンスでは、LoRaWAN v1.1の仕様が公開されました。おもな特長として、
◆ハンドオーバーローミング、LoRaWANクラスB、およびセキュリティを強化したLoRaWAN 1.1仕様
◆LoRaWANバックエンドインターフェイス1.0 - ネットワークベンダー間のローミングに必要なネットワークを相互運用可能なノードをサポート
◆LoRaWAN 1.1リージョナルパラメータrev.Aでは、LoRaWAN 1.1エンドデバイスの地域固有の無線パラメータを記述
などが上げられます。さらにLoRaWANセキュリティキーの構造も新たにJoin Server機能が追加されたために、ネットワークセッションキーの構造もより堅牢なネットワークシステムとなりました。
1.ハンドオーバーローミング、LoRaWANクラスB、およびセキュリティを強化したLoRaWAN 1.1仕様
2.LoRaWANバックエンドインターフェイス1.0 - ベンダー間のローミングに必要なネットワークを相互運用可能なノードをサポート
3.LoRaWAN 1.1リージョナルパラメータrev.Aでは、LoRaWAN 1.1エンドデバイスの地域固有の無線パラメータが記述
2017年11月3日にThe Things Network CTO Johanさんが自らLoRaWAN v1.1仕様についてWebinarで説明。 The Things Networkもバージョン2からバージョン3にアップデートすることでLoRaWAN v1.1に対応しました!
・2つのセッションキーを追加したセキュリティ機能強化
・新たなMACコマンドを追加
・LoRaWAN Class Bのサポート
・Join Serverによるセキュアプロビジョニング
・LoRaWANネットワーク間でのローミング機能
*LoRaWAN v1.1でアップデートされたキーの構造

NwkKeyから派生して3つのネットワークセッションキーで構成されます:
1. MACコマンドの暗号化のためのキーが、NwkSEncKey
2. サービスネットワークプロバイダが所有するMICの半分を計算するキーが、SNwkSIntKey
3. MICの残りの半分を計算し、転送先のネットワークプロバイダと共有するキーが、FNwkSIntKey
アプリケーションセッションキーのAppSkeyは、AppKeyから派生して、アプリケーションペイロードの暗号化に使用されます。
従来のLoRaWAN v1.0xネットワークサーバーでは、すべてのキーはNwkKeyから取得され、ネットワークセッションキーと同じく、デバイスはAppKeyを使用しません。
*11/7公開 JohanさんのThingMonkカンファレンスでのプレゼン内容
ThingmonkカンファレンスでのThe Things Network のJohanさんのプレゼンの様子。Johanさんのお爺さんが、バナナの小売をやっていたことで、バナナの原産地から船、倉庫などを経てお店に並ぶバナナのプロセスをネットワークサーバーの存在意義に例えているとことがおもしろい! 途中で女性が、The Things NetwrokとCyannesのmyDevicesを使いインテグレーションしているデモも説明。
*LoRaセンサーノードのスケーラビリティ

LoRaセンサーノードもはじめは、PoC(Proof of Concept)的に試作からはじめて次第にネットワークにつながるセンサーの数がスケールアップしたら、開発環境もかわってくることを考慮にいれなければなりません。 LoRaWANネットワークサーバー機能であるThe Things Netwrokは、異なるセンサーノードでもスケーラビリティに対応し、よりセキュアな環境でIoTシステムサービスを拡張できるようにThe Things Industriesという有償のマイグレーションサービスを提供しています。

*The Things Industriesのサイト
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsindustries.com/
◆2018/2/1から2/3までオランダ・アムステルダムで開催されました「The Things Conference」レポートをDESIGNSPARKで投稿させていただきました! ご参照ください。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.rs-online.com/designspark/the-things-conference-report-jp
以上
■The Things Network - LoRaWANをみんなでシェアして使う 新刊本好評発売中!

Johan Stokking (左 The Things Network TECH LEAD=CTO)とWienke Geizeman (右 The Things Network CEO)

*工学社新刊本リンク先
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-2043-5
■LoRaWANサクセスキット

↓↓↓↓↓↓↓
http://www.ibeacondo.com/download/LoRaWAN_Success_Kit.pdf
LoRaWANサクセスキットの詳細は下記までお問い合わせください。
◆オープンウェーブお問い合わせページ
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.openwave.co.jp/inquiry/

◆詳細はこちらから....
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsnetwork.org/country/japan/
Amazon社AWS部門ソリューションアーキテクト・ディレクターMatt YanchyshynによるThe Things NetworkのB2B版であるThe Things Industriesの現地取材によるユースケースレポートです。

The Things Industriesサイトはこちらから....
↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsindustries.com



The Things Network CTOのJohan StokkingさんもLoRaWANネットワークサービスプロバイダーとして仕様策定の委員となっています。上記写真の司会者の左隣がJohanさん。
今回のLoRa Allicanceカンファレンスでは、LoRaWAN v1.1の仕様が公開されました。おもな特長として、
◆ハンドオーバーローミング、LoRaWANクラスB、およびセキュリティを強化したLoRaWAN 1.1仕様
◆LoRaWANバックエンドインターフェイス1.0 - ネットワークベンダー間のローミングに必要なネットワークを相互運用可能なノードをサポート
◆LoRaWAN 1.1リージョナルパラメータrev.Aでは、LoRaWAN 1.1エンドデバイスの地域固有の無線パラメータを記述
などが上げられます。さらにLoRaWANセキュリティキーの構造も新たにJoin Server機能が追加されたために、ネットワークセッションキーの構造もより堅牢なネットワークシステムとなりました。
1.ハンドオーバーローミング、LoRaWANクラスB、およびセキュリティを強化したLoRaWAN 1.1仕様
2.LoRaWANバックエンドインターフェイス1.0 - ベンダー間のローミングに必要なネットワークを相互運用可能なノードをサポート
3.LoRaWAN 1.1リージョナルパラメータrev.Aでは、LoRaWAN 1.1エンドデバイスの地域固有の無線パラメータが記述
2017年11月3日にThe Things Network CTO Johanさんが自らLoRaWAN v1.1仕様についてWebinarで説明。 The Things Networkもバージョン2からバージョン3にアップデートすることでLoRaWAN v1.1に対応しました!
・2つのセッションキーを追加したセキュリティ機能強化
・新たなMACコマンドを追加
・LoRaWAN Class Bのサポート
・Join Serverによるセキュアプロビジョニング
・LoRaWANネットワーク間でのローミング機能
*LoRaWAN v1.1でアップデートされたキーの構造

NwkKeyから派生して3つのネットワークセッションキーで構成されます:
1. MACコマンドの暗号化のためのキーが、NwkSEncKey
2. サービスネットワークプロバイダが所有するMICの半分を計算するキーが、SNwkSIntKey
3. MICの残りの半分を計算し、転送先のネットワークプロバイダと共有するキーが、FNwkSIntKey
アプリケーションセッションキーのAppSkeyは、AppKeyから派生して、アプリケーションペイロードの暗号化に使用されます。
従来のLoRaWAN v1.0xネットワークサーバーでは、すべてのキーはNwkKeyから取得され、ネットワークセッションキーと同じく、デバイスはAppKeyを使用しません。
*11/7公開 JohanさんのThingMonkカンファレンスでのプレゼン内容
ThingmonkカンファレンスでのThe Things Network のJohanさんのプレゼンの様子。Johanさんのお爺さんが、バナナの小売をやっていたことで、バナナの原産地から船、倉庫などを経てお店に並ぶバナナのプロセスをネットワークサーバーの存在意義に例えているとことがおもしろい! 途中で女性が、The Things NetwrokとCyannesのmyDevicesを使いインテグレーションしているデモも説明。
*LoRaセンサーノードのスケーラビリティ

LoRaセンサーノードもはじめは、PoC(Proof of Concept)的に試作からはじめて次第にネットワークにつながるセンサーの数がスケールアップしたら、開発環境もかわってくることを考慮にいれなければなりません。 LoRaWANネットワークサーバー機能であるThe Things Netwrokは、異なるセンサーノードでもスケーラビリティに対応し、よりセキュアな環境でIoTシステムサービスを拡張できるようにThe Things Industriesという有償のマイグレーションサービスを提供しています。

*The Things Industriesのサイト
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https://www.thethingsindustries.com/
◆2018/2/1から2/3までオランダ・アムステルダムで開催されました「The Things Conference」レポートをDESIGNSPARKで投稿させていただきました! ご参照ください。

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以上
■The Things Network - LoRaWANをみんなでシェアして使う 新刊本好評発売中!

Johan Stokking (左 The Things Network TECH LEAD=CTO)とWienke Geizeman (右 The Things Network CEO)

*工学社新刊本リンク先
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https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-2043-5
■LoRaWANサクセスキット

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http://www.ibeacondo.com/download/LoRaWAN_Success_Kit.pdf
LoRaWANサクセスキットの詳細は下記までお問い合わせください。
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◆詳細はこちらから....
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