2017-12-22 (Fri)
ちょうど1年前、ある大手通信キャリア関連会社の社長と幹部と面会させていただき、LoRaについて説明させていただきました。その際に、LoRaWANの普及は、ベルギーとオランダで2015年はじまった内容と下記の記事にあるベルギーの通信キャリア Proximusとオランダの通信キャリア KPNのビジネスモデルを説明させていただきました。
両国ともLoRaWANを全国規模で構築したのは2年前、ようやくLoRa関連の技術が蓄積し、SEMTECH社からは新たにSX1301からSX1308へ通信チップもアップデートされ、進化しました。 下記はフランスのKerlink社が開発製造するLoRaWANゲートウェイの新機種と新たなモジュール追加するとあります。 ここら辺が、各ゲートウェイメーカーのTDoAに関するノウハウの蓄積だとおもいます。
TDoAは、前週のブログでも説明しましたが、他のLPWAに無い特長の1つです。今まで衛星GPSに頼らざるを得なかった位置測位データをLoRaWANネットワークに設置しているゲートウェイとLoRaノードとの電波強度と到達時間差を使う位置測位技術です。この技術は、すでに携帯基地局で長年利用されていますが、IoTの世界では、おそらくLoRaWANが初めての試みです。
それをベルギー通信キャリアのPxoximusで運用するという記事です。
*オリジナルソースは下記サイト
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.iotevolutionworld.com/m2m/articles/436098-kerlink-supplies-1000-stations-proximus-lorawan-iot-network.htm
以下、ご参考までに和訳します。
Kerlink、ベルギー通信キャリアProximusにLoRaWAN IoTネットワークにゲートウェイを1,000台供給
By Ken Briodagh December 20, 2017

最近のリリースで、IoTネットワークソリューション企業のKerlinkは、ベルギー国際テレコム企業であるProximusとテレフォニー、インターネット、テレビ、ネットワークベースのICTサービスで利用するLoRaWAN IoTネットワーク基地局に800台以上のゲートウェイを提供することを発表しました。
Geolocation対応Kerlink Wirnet iBTS standardステーションによるLoRaWANネットワーク高密度化は、Proximusが2015年にLoRaWAN IoTネットワーク構築に130台のKerlink Wirnet Stationsを設置した後の展開になります。追加ロールアウトとして年末までに完了すると、LoRaWANネットワークには1,000台以上のKerlink Wirnetがフィールド内に設置されます。
「Wirnet製品群は、ヨーロッパ、南アジア、南米の新しいネットワークに電力を供給するための導入が増えていることに加えて、ジオロケーションやゲートウェイのリモート管理のためのネイティブセキュリティなど、セル密度の高さとサービスの強化を容易にサポートします」とKerlinkのdirector of sales for operatorsのYann Bauduinは説明しています。
「Wirnet iBTS Standardステーションのモジュール性は、追加のLoRaWANモジュールを装着するだけで、セルの高密度化によって無線カバレッジが向上します。 Geolocation対応設計により、革新的なロケーションベースのサービスを迅速に立ち上げ、LoRaWANネットワークを介して各エンドデバイスを位置測位することが可能になります。
Wirnet iBTS StandardとWirnet iBTS Compactステーションは、公共のネットワーク事業者をターゲットにしており、屋外で展開され、多用途、長距離、双方向、地理位置対応接続を提供します。 世界中のKerlinkの顧客は、既にIoT専用ネットワークのために数千の基地局を展開しています。
「ベルギーでLoRaWANネットワークの導入を開始した後、短時間でセル密度の高いプロジェクトを開始することは、お客様によるネットワークの好評と利用の増加を証明するものです」とProximusのIoTプログラムマネージャーAlex Thomasは述べています。 「KerlinkのWirnetステーションを展開する前にテストし、Kerlinkチームの絶え間ない顧客サポートと専門知識の裏付けによって、ユーザーの期待に完全に応えていることを実証しました。
「この新しいIoTネットワークは、すでに革新的に刺激し、新たなビジネスモデルへの扉を開いたのです」とProximusのIoTプロダクトマネージャー、Joke Tisaun氏は語ります。 "これは、ピックアップルートを最適化し、顧客体験を向上させるために、ガラス容器の充満度を測定するなど、今日サポートしているいくつかの興味深いアプリケーションのケースです。 さらに、ベルギーで最大のガス供給業者と共同で、家庭のガスタンクを監視し、最終顧客に提供できるサービスを改善するプロジェクトを開始しました。

*TDoAを使い位置精度を上げるRESTベースのサービス-オランダRFI Engineering社
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.rfi-engineering.com/index.php/localisation-solver/
*RF FingerprintによるLoRaWANの位置測位についてThe Things Networkフォーラムでも議論されています
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsnetwork.org/forum/t/rf-fingerprinting-using-lora-for-localization/9992
以上
■The Things Network - LoRaWANをみんなでシェアして使う 新刊本好評発売中!

Johan Stokking (左 The Things Network TECH LEAD=CTO)とWienke Geizeman (右 The Things Network CEO)

*工学社新刊本リンク先
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-2043-5
■LoRaWANサクセスキット

↓↓↓↓↓↓↓
http://www.ibeacondo.com/download/LoRaWAN_Success_Kit.pdf
LoRaWANサクセスキットの詳細は下記までお問い合わせください。
◆オープンウェーブお問い合わせページ
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.openwave.co.jp/inquiry/

◆詳細はこちらから....
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsnetwork.org/country/japan/
Amazon社AWS部門ソリューションアーキテクト・ディレクターMatt YanchyshynによるThe Things NetworkのB2B版であるThe Things Industriesの現地取材によるユースケースレポートです。

The Things Industriesサイトはこちらから....
↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsindustries.com

両国ともLoRaWANを全国規模で構築したのは2年前、ようやくLoRa関連の技術が蓄積し、SEMTECH社からは新たにSX1301からSX1308へ通信チップもアップデートされ、進化しました。 下記はフランスのKerlink社が開発製造するLoRaWANゲートウェイの新機種と新たなモジュール追加するとあります。 ここら辺が、各ゲートウェイメーカーのTDoAに関するノウハウの蓄積だとおもいます。
TDoAは、前週のブログでも説明しましたが、他のLPWAに無い特長の1つです。今まで衛星GPSに頼らざるを得なかった位置測位データをLoRaWANネットワークに設置しているゲートウェイとLoRaノードとの電波強度と到達時間差を使う位置測位技術です。この技術は、すでに携帯基地局で長年利用されていますが、IoTの世界では、おそらくLoRaWANが初めての試みです。
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Kerlink、ベルギー通信キャリアProximusにLoRaWAN IoTネットワークにゲートウェイを1,000台供給
By Ken Briodagh December 20, 2017

最近のリリースで、IoTネットワークソリューション企業のKerlinkは、ベルギー国際テレコム企業であるProximusとテレフォニー、インターネット、テレビ、ネットワークベースのICTサービスで利用するLoRaWAN IoTネットワーク基地局に800台以上のゲートウェイを提供することを発表しました。
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