2018-01-12 (Fri)
米国では、FCC (連邦通信委員会: Federal Communications Commission)が放送通信事業の規制監督を行い、さまざまな権限を有しています。 ソフトバンクの米Tモバイル買収について承認が得られず話題になりました。 また最近では、Amazonが、Google homeを自社商品 Amazon Alexaと競合するためにAmazonサイトでの販売をしばらく認めず、炎上しました。
本日ネットニュースで「ネット中立性」について記事が流れていました。
アマゾンやグーグル、Facebookが、「ネット中立性」を取り戻すために動き始めた
「ネット中立性」について和訳された動画がありましたのでご参考までに。皆さまはどう思われますか?
昨日書店で立ち読みしていたら、雑誌Forbesの編集長の名前が、私の中学同級生と同姓同名(高野貢君)じゃないかと思い、よく目をこらしてみたら、高野真氏で最後の1文字が違いました(笑) Forbes誌高野編集長が寄稿された内容がとても興味深かったのでトランスクリプトします。

====================================================================================
技術革新が急速に進んでいる。検索エンジン、SNS, EC, AI、シェアエコノミーなど、新サービスの登場によって、人々の生活は格段に改善し効率性の向上は著しい。
こういった技術革新はGDPにきちんと反映されていない、そして理由は「価格ゼロ」にあると、東京大学の渡辺努教授は主張する。
「価格ゼロ」は、検索エンジン、SNSなど昨今の新サービスには払う対価がゼロかあるいは著しく小さいという現象である。その一方で、そこから得られる効用は大きく、その乖離が、技術革新がGDPに反映されていない理由であるという論理である。
一方で、技術革新により得られる効用の価値を、そのサービスを仮に強制的に手放さなければならなくなった場合、それを防ぐために幾らまでなら金を払うかをサーベイした研究がある。
それによると50%の人たちが、検索エンジンには年間185万円、Eメールには77万円払うという結果が出たという。この研究が正しいとすると、検索エンジンだけで日本のGDPに反映されてい効用は、数十兆円にもなり、過去に比べ世の中は相当豊かになったことになる。
昨今、シニア層と若年層の経済格差が問題となっているが、新サービスのユーザーが主に若年層であることを考えれば、もしろスマートフォンやインターネットを使いこなせないシニア層と若年層との間の逆格差が生じていると見ることもできる。
この主張が正しいならが、年齢にかかわらず新しい技術に常に挑む姿勢が経済是正の一つの解となるかもしれない。
編集長 高野 真
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*The Things Network公式ガイドブック発刊
工学社様から2018年1月末発売予定のThe Things Network参考本の題名がきまりました! 「長距離まで届く無料のIoTネットワークサービス The Things Network~「LoRaWAN」をみんなでシェアして使う」 となりました。
■体裁:A5判約140頁
■本体予価:2300円
■著者:吉田 秀利・尾鷲 彰一
■発行者:工学社
■発売予定日:2018年1月下旬
■書籍の概要説明
”さまざまな社会課題に対応するため、「IoT機器」と「ソリューションサービス」は、ともに拡大し、IoT普及率は2030年には8割を超えると見込まれています。そうなると、それらのIoT機器のデータをやり取りするデータを運ぶネットワークの構築が急務となります。現状のWi-Fiでは、長距離のデータを飛ばすことができません。また、携帯電話網やLTE通信網では、コストの面から見てもかなり非現実的です。
そこで注目されているのが「LoRaWAN」をはじめとする「サブGHz帯」です。この帯域は、2km~15kmまで飛ばすことができ、さらにオープン帯域なので、だれでも免許なしに使うことができます。しかし、いくら長距離に届くと言っても、無料で使えなければ、普及は難しいでしょう。
「LoRaWANネットワーク」を開放して、「IoTサービスを手軽に始められる」環境を整える試みがはじまりました。つまり、「ネットワーク」の「シェア」です。
本書で紹介する「The Things Network」は、この発想のもと、オランダのアムステルダムでスタートしました。そして、その試みが日本にも広がり、東京でもすでに3箇所、横浜でも4箇所のゲートウェイが設置されています。本書は、「LoRaWAN」を使ってこの「TheThings Network」につなぐ方法を解説しています。”
上術参考本とセンサーノード、LoRaWANゲートウェイをバンドルしたLoRaWANサクセスキットもまもなく発売予定です。さらに各地TTNコミュニティでLoRaWANサクセスキットを使用するワークショップの開催を計画しております。
以上
■The Things Network - LoRaWANをみんなでシェアして使う 新刊本好評発売中!

Johan Stokking (左 The Things Network TECH LEAD=CTO)とWienke Geizeman (右 The Things Network CEO)

*工学社新刊本リンク先
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-2043-5
■LoRaWANサクセスキット

↓↓↓↓↓↓↓
http://www.ibeacondo.com/download/LoRaWAN_Success_Kit.pdf
LoRaWANサクセスキットの詳細は下記までお問い合わせください。
◆オープンウェーブお問い合わせページ
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.openwave.co.jp/inquiry/

◆詳細はこちらから....
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsnetwork.org/country/japan/
Amazon社AWS部門ソリューションアーキテクト・ディレクターMatt YanchyshynによるThe Things NetworkのB2B版であるThe Things Industriesの現地取材によるユースケースレポートです。

The Things Industriesサイトはこちらから....
↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsindustries.com

本日ネットニュースで「ネット中立性」について記事が流れていました。
アマゾンやグーグル、Facebookが、「ネット中立性」を取り戻すために動き始めた
「ネット中立性」について和訳された動画がありましたのでご参考までに。皆さまはどう思われますか?
昨日書店で立ち読みしていたら、雑誌Forbesの編集長の名前が、私の中学同級生と同姓同名(高野貢君)じゃないかと思い、よく目をこらしてみたら、高野真氏で最後の1文字が違いました(笑) Forbes誌高野編集長が寄稿された内容がとても興味深かったのでトランスクリプトします。

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技術革新が急速に進んでいる。検索エンジン、SNS, EC, AI、シェアエコノミーなど、新サービスの登場によって、人々の生活は格段に改善し効率性の向上は著しい。
こういった技術革新はGDPにきちんと反映されていない、そして理由は「価格ゼロ」にあると、東京大学の渡辺努教授は主張する。
「価格ゼロ」は、検索エンジン、SNSなど昨今の新サービスには払う対価がゼロかあるいは著しく小さいという現象である。その一方で、そこから得られる効用は大きく、その乖離が、技術革新がGDPに反映されていない理由であるという論理である。
一方で、技術革新により得られる効用の価値を、そのサービスを仮に強制的に手放さなければならなくなった場合、それを防ぐために幾らまでなら金を払うかをサーベイした研究がある。
それによると50%の人たちが、検索エンジンには年間185万円、Eメールには77万円払うという結果が出たという。この研究が正しいとすると、検索エンジンだけで日本のGDPに反映されてい効用は、数十兆円にもなり、過去に比べ世の中は相当豊かになったことになる。
昨今、シニア層と若年層の経済格差が問題となっているが、新サービスのユーザーが主に若年層であることを考えれば、もしろスマートフォンやインターネットを使いこなせないシニア層と若年層との間の逆格差が生じていると見ることもできる。
この主張が正しいならが、年齢にかかわらず新しい技術に常に挑む姿勢が経済是正の一つの解となるかもしれない。
編集長 高野 真
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*The Things Network公式ガイドブック発刊
工学社様から2018年1月末発売予定のThe Things Network参考本の題名がきまりました! 「長距離まで届く無料のIoTネットワークサービス The Things Network~「LoRaWAN」をみんなでシェアして使う」 となりました。
■体裁:A5判約140頁
■本体予価:2300円
■著者:吉田 秀利・尾鷲 彰一
■発行者:工学社
■発売予定日:2018年1月下旬
■書籍の概要説明
”さまざまな社会課題に対応するため、「IoT機器」と「ソリューションサービス」は、ともに拡大し、IoT普及率は2030年には8割を超えると見込まれています。そうなると、それらのIoT機器のデータをやり取りするデータを運ぶネットワークの構築が急務となります。現状のWi-Fiでは、長距離のデータを飛ばすことができません。また、携帯電話網やLTE通信網では、コストの面から見てもかなり非現実的です。
そこで注目されているのが「LoRaWAN」をはじめとする「サブGHz帯」です。この帯域は、2km~15kmまで飛ばすことができ、さらにオープン帯域なので、だれでも免許なしに使うことができます。しかし、いくら長距離に届くと言っても、無料で使えなければ、普及は難しいでしょう。
「LoRaWANネットワーク」を開放して、「IoTサービスを手軽に始められる」環境を整える試みがはじまりました。つまり、「ネットワーク」の「シェア」です。
本書で紹介する「The Things Network」は、この発想のもと、オランダのアムステルダムでスタートしました。そして、その試みが日本にも広がり、東京でもすでに3箇所、横浜でも4箇所のゲートウェイが設置されています。本書は、「LoRaWAN」を使ってこの「TheThings Network」につなぐ方法を解説しています。”
上術参考本とセンサーノード、LoRaWANゲートウェイをバンドルしたLoRaWANサクセスキットもまもなく発売予定です。さらに各地TTNコミュニティでLoRaWANサクセスキットを使用するワークショップの開催を計画しております。
以上
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Johan Stokking (左 The Things Network TECH LEAD=CTO)とWienke Geizeman (右 The Things Network CEO)

*工学社新刊本リンク先
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■LoRaWANサクセスキット

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LoRaWANサクセスキットの詳細は下記までお問い合わせください。
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◆詳細はこちらから....
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