2018-03-01 (Thu)
2018年2月1日から3日までオランダ・アムステルダムで開催されましたThe Things ConferenceでのLoRaWANに関する新技術についてご紹介します。

1. LoRa通信スタックを標準サポート arm mBed OS 5.8
ARM社Developer EvangelistのJan Jongboomさん、昨年10月にThe Things Network CTO Johan Stokkingさんから新宿ヒルトンホテルで紹介されました。彼は世界あらゆるところにmBed OSの普及のため飛び回っています。 彼と初めて会ったのは、新宿ヒルトンホテルの真っ暗なバーラウンジで、彼は黙々とMacbookでXocde画面にプログラムを書いてました。
彼の150以上にもおよぶGithubリポジトリ―は圧巻です。 2月1日カンファレンス初日にThe Things Conference会場入口で、偶然、Jan Jongboomさんとバッタリ会った時の写真です。

*Jan Jongboom - Firmware Updates Over The Air
JanさんのKEYNOTEスピーチ動画です。 「現在のLoRaWAN 1.0xではセキュリティ上欠点がある」、「mBed OS 5.8からLoRa通信スタックが標準で搭載される」という言葉が印象的でした。
上記KEYNOTEスピーチで使用した説明コンテンツです。
*Interview Jan Jongboom - ARM mbed
別会場にあるスタジオでインタビューをうけるJanさん。
※ARM社 mBedデベロッパーエバンジェリストJan Jongboomさんは、1年程前にThe Things Network上で同じファームウェアアップデート機能を開発、オープンソース化しています!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
The Things NetworkとARMの共同プロジェクト - LoRaWANファームウェアアップデート機能

彼のWORKSHOPは、満員でワークショップルームに立ち見席がでるほど申込者がいました。
*WORKSHOPで使ったリポジトリ(ソースコード)
https://github.com/ARMmbed/lorawan-fota-demo
https://github.com/janjongboom/mbed-os-example-lora
*JanさんのGITHUBサイト
https://github.com/janjongboom
mBedシュミレータもJanさんが開発しています。
*ARM mBed OSサイト

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://os.mbed.com/

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
STMicroelectronics 高周波回路 開発キット SX1272 LoRaWAN STM32 Nucleo Pack;
*STMicroelectronics製LoRaWAN開発キットをmBed OSでの環境設定情報
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://os.mbed.com/users/dudmuck/code/lorawan1v1/
2. 低軌道衛星(CubeSat) とLoRaWAN(The Things Network)をつなぐ
2人目はThomas Telkrampさん。彼は、無線通信技術者で20年以上の開発経験があり、The Things Networkネットワークアーキテクトでもあります。 The Things Networkのシステム構築は、彼の力がなければ実現しなかったといっても過言ではないのです。


*衛星とLoRaWAN連携に関するプレスリリース
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsnetwork.org/article/lora-transmission-from-low-orbit-satellite
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.iotevolutionworld.com/m2m/articles/437026-semtech-lacuna-sending-lorawan-messages-from-space.htm
*TelkampさんがLoRa Crash Courseで原理を説明
余談ですが、Youtubeで公開されている彼のLoRa Crash CourseはLoRaWANコミュニティでは有名です!
*Thomas Telkamp (Lacuna Space) - LoRaWAN From Space
そして、LoRaの通信ドライバー LMiCを開発したIBMチューリッヒ研究所のDr.Krampさんは、現在スイスでTracknet社設立に参加しファウンダーになっているため、LMiCコードのメンテナンスは、Dr. KrampさんがIBMを離れたためか?現在Thomas Telkrampさんが引き継いでいます。
*Thomas Telkamp - LoRa Broadcast from Low Orbit Satellite

LoRaを発明したNicolas Sornin(左)とThomas Telkramp(右)の2ショット。今回の低軌道衛星とLoRaWANネットワークを連携するプロジェクトは、Nicolas Sorninも参加しています。

最後にThe Things Conference会場での写真が、下記Flickrサイトで公開されています。
https://www.flickr.com/photos/162621075@N07/
◆2018/2/1から2/3までオランダ・アムステルダムで開催されました「The Things Conference」レポートをDESIGNSPARKで投稿させていただきました! ご参照ください。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.rs-online.com/designspark/the-things-conference-report-jp
以上
■The Things Network - LoRaWANをみんなでシェアして使う 新刊本好評発売中!

Johan Stokking (左 The Things Network TECH LEAD=CTO)とWienke Geizeman (右 The Things Network CEO)

*工学社新刊本リンク先
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-2043-5
■LoRaWANサクセスキット

↓↓↓↓↓↓↓
http://www.ibeacondo.com/download/LoRaWAN_Success_Kit.pdf

LoRaWANサクセスキットの詳細は下記までお問い合わせください。
◆オープンウェーブお問い合わせページ
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.openwave.co.jp/inquiry/

◆詳細はこちらから....
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsnetwork.org/country/japan/
Amazon社AWS部門ソリューションアーキテクト・ディレクターMatt YanchyshynによるThe Things NetworkのB2B版であるThe Things Industriesの現地取材によるユースケースレポートです。

The Things Industriesサイトはこちらから....
↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsindustries.com


1. LoRa通信スタックを標準サポート arm mBed OS 5.8
ARM社Developer EvangelistのJan Jongboomさん、昨年10月にThe Things Network CTO Johan Stokkingさんから新宿ヒルトンホテルで紹介されました。彼は世界あらゆるところにmBed OSの普及のため飛び回っています。 彼と初めて会ったのは、新宿ヒルトンホテルの真っ暗なバーラウンジで、彼は黙々とMacbookでXocde画面にプログラムを書いてました。
彼の150以上にもおよぶGithubリポジトリ―は圧巻です。 2月1日カンファレンス初日にThe Things Conference会場入口で、偶然、Jan Jongboomさんとバッタリ会った時の写真です。

*Jan Jongboom - Firmware Updates Over The Air
JanさんのKEYNOTEスピーチ動画です。 「現在のLoRaWAN 1.0xではセキュリティ上欠点がある」、「mBed OS 5.8からLoRa通信スタックが標準で搭載される」という言葉が印象的でした。
上記KEYNOTEスピーチで使用した説明コンテンツです。
*Interview Jan Jongboom - ARM mbed
別会場にあるスタジオでインタビューをうけるJanさん。
※ARM社 mBedデベロッパーエバンジェリストJan Jongboomさんは、1年程前にThe Things Network上で同じファームウェアアップデート機能を開発、オープンソース化しています!
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The Things NetworkとARMの共同プロジェクト - LoRaWANファームウェアアップデート機能

彼のWORKSHOPは、満員でワークショップルームに立ち見席がでるほど申込者がいました。
*WORKSHOPで使ったリポジトリ(ソースコード)
https://github.com/ARMmbed/lorawan-fota-demo
https://github.com/janjongboom/mbed-os-example-lora
*JanさんのGITHUBサイト
https://github.com/janjongboom
mBedシュミレータもJanさんが開発しています。
*ARM mBed OSサイト

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https://os.mbed.com/

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STMicroelectronics 高周波回路 開発キット SX1272 LoRaWAN STM32 Nucleo Pack;
*STMicroelectronics製LoRaWAN開発キットをmBed OSでの環境設定情報
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https://os.mbed.com/users/dudmuck/code/lorawan1v1/
2. 低軌道衛星(CubeSat) とLoRaWAN(The Things Network)をつなぐ
2人目はThomas Telkrampさん。彼は、無線通信技術者で20年以上の開発経験があり、The Things Networkネットワークアーキテクトでもあります。 The Things Networkのシステム構築は、彼の力がなければ実現しなかったといっても過言ではないのです。


*衛星とLoRaWAN連携に関するプレスリリース
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https://www.thethingsnetwork.org/article/lora-transmission-from-low-orbit-satellite
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http://www.iotevolutionworld.com/m2m/articles/437026-semtech-lacuna-sending-lorawan-messages-from-space.htm
*TelkampさんがLoRa Crash Courseで原理を説明
余談ですが、Youtubeで公開されている彼のLoRa Crash CourseはLoRaWANコミュニティでは有名です!
*Thomas Telkamp (Lacuna Space) - LoRaWAN From Space
そして、LoRaの通信ドライバー LMiCを開発したIBMチューリッヒ研究所のDr.Krampさんは、現在スイスでTracknet社設立に参加しファウンダーになっているため、LMiCコードのメンテナンスは、Dr. KrampさんがIBMを離れたためか?現在Thomas Telkrampさんが引き継いでいます。
*Thomas Telkamp - LoRa Broadcast from Low Orbit Satellite

LoRaを発明したNicolas Sornin(左)とThomas Telkramp(右)の2ショット。今回の低軌道衛星とLoRaWANネットワークを連携するプロジェクトは、Nicolas Sorninも参加しています。

最後にThe Things Conference会場での写真が、下記Flickrサイトで公開されています。
https://www.flickr.com/photos/162621075@N07/
◆2018/2/1から2/3までオランダ・アムステルダムで開催されました「The Things Conference」レポートをDESIGNSPARKで投稿させていただきました! ご参照ください。

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https://www.rs-online.com/designspark/the-things-conference-report-jp
以上
■The Things Network - LoRaWANをみんなでシェアして使う 新刊本好評発売中!

Johan Stokking (左 The Things Network TECH LEAD=CTO)とWienke Geizeman (右 The Things Network CEO)

*工学社新刊本リンク先
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https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-2043-5
■LoRaWANサクセスキット

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LoRaWANサクセスキットの詳細は下記までお問い合わせください。
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