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通信費無料のパブリックLoRaWAN 〜 The Things Network

オランダ発、世界最大のパブリックLoRaWANサービス The Things Networkのアンバサダーをやらせていただいてます!

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ピコセル型LoRa Geolocationサービスとtabs - TrackNet

今回でThe Things Conferenceに関するネタは最後です。 LoRaWAN技術を普及させたキーマンとしては、元IBMチューリッヒ研究所にいたDr. Thorsten Krampの功績は大きいです。 現在、Dr. Thorsten Krampは、スタートアップベンチャー TrackNet社ファウンダー&CTOに移籍しました。

たまたま、The Things ConferenceのKEYNOTEスピーチの中でLoRa Alliance議長(3月5日議長は交代しましたが)による司会のKEYNOTEセッションがあり、檀上にTrackNet社CEO Hardy Schmidbauer氏(元Semtech社でLoRa事業責任者)が、TrackNet社の商品コンセプトについて説明していますので、ご参考まで。



Youtube動画の31:00頃から、檀上左から4人目黒淵メガネの男性が Hardy Schmidbauerです。 TrackNet社の商品コンセプトは、LoRaWAN技術をつかうピコセルモデルということです。

ピコセルとは、携帯電話など無線通信の小型基地局のこと。ピコとはSI接頭辞で、ミリ、マイクロ、ナノの下にあたり、ピコのさらに下にはフェムトがある。セルとは基地局がカバーする範囲全体のことを指している。ピコセルでは半径数メートルから数十メートルまでをカバーし、おもに屋内で使用される。地下、高層ビルなど無線通信がつながらない場所でも、ピコセルを設置することでつながるようになる。








*先週スペイン・バルセロナで開催されていましたMobile World Congressで、TrackNet社オリジナルのLoRaWANファームウェアアップデートモジュールをオープンソース化したようです。

https://www.businesswire.com/news/home/20180226005514/en/TrackNet-Contributes-LoRaWAN-Ecosystem-Open-Source-Version-Large-Scale

*プレスリリース上で、Dr. Thorsten Krampのコメントがありましたので、下記にて転載します。

“We view FUOTA as a critical feature for all LPWAN network deployments,” says Thorsten Kramp, CTO of TrackNet and co-author of the LoRaWAN specification. “Without FUOTA it quickly becomes challenging to scale network deployments and ensure ROI.”


*TrackNetのサイト
↓↓↓↓↓↓↓↓
http://tracknet.io/

TrackNet社は、スマートホーム市場向けに”tabs”というブランドでLoRaWAN技術を使い商品化しています。 下記は、”tabs”販促動画です。 





※ARM社 mBedデベロッパーエバンジェリストJan Jongboomさんは、1年程前にThe Things Network上で同じファームウェアアップデート機能を開発、オープンソース化しています!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
The Things NetworkとARMの共同プロジェクト - LoRaWANファームウェアアップデート機能

*LoRa Geolocationサービス - COLLOS


The Things NetworkでもLoRa Geolocationに対応しました!COLLOS (Collaborative Location Service)は、下記のLoRaノードデバイスの位置情報を取得するAPIをThe Things Networkと連携してご利用できます。

・LoRa TDoA (Time Difference of Arrival)
・LoRa RSSI (Radio Signal Strength Indicator)
・WiFi lookups


COLLOSは、下記プロトコルをサポートしております。


The Things NetworkとCOLLOSのアカウントを作成し、ご利用ください。 
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsnetwork.org/docs/applications/collos/



◆2018/2/1から2/3までオランダ・アムステルダムで開催されました「The Things Conference」レポートをDESIGNSPARKで投稿させていただきました! ご参照ください。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.rs-online.com/designspark/the-things-conference-report-jp




以上





■The Things Network - LoRaWANをみんなでシェアして使う  新刊本好評発売中!


Johan Stokking (左 The Things Network TECH LEAD=CTO)とWienke Geizeman (右 The Things Network CEO)


*工学社新刊本リンク先
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-2043-5


■LoRaWANサクセスキット

↓↓↓↓↓↓↓
http://www.ibeacondo.com/download/LoRaWAN_Success_Kit.pdf



LoRaWANサクセスキットの詳細は下記までお問い合わせください。
◆オープンウェーブお問い合わせページ
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.openwave.co.jp/inquiry/




◆詳細はこちらから....
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsnetwork.org/country/japan/






Amazon社AWS部門ソリューションアーキテクト・ディレクターMatt YanchyshynによるThe Things NetworkのB2B版であるThe Things Industriesの現地取材によるユースケースレポートです。 


The Things Industriesサイトはこちらから....
↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsindustries.com







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